飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
11月23日
香港カップにエントリーしているサイドグランスは、長らくイマイチ君でした。
G2までは堅実に走るんですが、G1には手が届かない…。
それがきっかけをつかんだのは、前走のオーストラリア遠征、マッキノンSでした。
今回はそこでのG1タイトルを引っ提げて香港カップに臨みます。

この、豪G1勝利から香港国際レースへというローテーションが、同じオーナーのスターと同じ歩みであることが、この馬への注目を増しています。
そのスターというのが、同じカタールのシェイク・ファハド・アル・サニ殿下のパールブラッドストックの持ち馬、2011年のデュナデンです。
当時デュナデンは、メルボルンカップ(G1)のタイトルを引っ提げて香港ヴァーズを獲りました。
パール・ブラッドストックのレーシングマネージャー、デビッド・レッドバーズ氏は、
「サイドグランスは香港カップに行くよ。移動前の最終調整は金曜だったんだけど、非常に順調だね。」
と話しました。
この馬、初勝利は2012年6月のG3制覇だったんですが、そこから先日のマッキノンS(G1)までの道のりは決して平たんなものではありませんでした。
それまでの主な戦績を挙げてみると、G1アーリントンミリオン3着、他には、ドバイワールドカップ4着、さらに2012年6月にはG1クイーンアンSで、あのフランケルの3着。
11馬身差とはいえ、伝説の名馬フランケル相手なんだから仕方ありません。
付け加えれば、2011年のG1ウッドバインマイルでも4着。
「勝てないが負けない」賞金はくわえてくる、非常に馬主孝行な馬ですが、歯がゆい馬でもありました。
ただ、どんな条件でも、どんな遠征でも動じず実力を発揮できるタフな馬ともいえるわけで、
事実レッドバーズ氏は香港カップに向けて非常に前向きです。
「最高のデキで香港に向かえると思うよ。コースは彼に合っていると思うしね。いい枠さえ引ければ、あとは主戦のジェイミー(・スペンサー騎手)に任せるさ」
と、強敵相手にも自信ありの様子。
前走についても、
「(マッキノンSの前走の)コックスプレートで6着だったんだけど、これが休み明け初戦だったからね」
と、一叩きして良くなったのが勝因と分析しました。

ちなみに、カタールのロイヤルファミリーは今年の国際競馬シーンの主役の一つで、オリンピックグローリーで10月のアスコット、クイーンエリザベス2世Sを、さらにトレブで凱旋門賞を勝っています。
香港カップでこの馬が勝てば、栄冠がまた一つ加わることになります。


 
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