飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
11月27日
香港スプリントは基本的に香港馬の牙城。
去年は日本のロードカナロアが勝ち、今年も連覇を狙っていますが、このレースは広くアジア馬の得意とするところであるということは疑いようがありません。
裏を返せば、ヨーロッパの馬には良績がないということ。
そんな欧州馬の鬼門に殴り込みをかけるのが、短距離のスペシャリスト牝馬、ジェイワラです。
短距離馬の育成に特化したロバート・コーウェル厩舎の所属馬。
デビューした2012年はパッとしませんでしたが、今年8月のヨーク競馬場、ヨーロッパスプリント界の大レース、ナンソープS(G1・芝1000m)で一躍表舞台に躍り出ました。
実に単勝40倍という大穴が、レース終盤怒涛の末脚で追いこんできたのです。
下した相手は、人気のシェイシェイ。
この馬、3月のドバイ、アル・クウォーツスプリント(G1)で、香港のジョイアンドファン、イーグルレジメントを2、3着に退けたスプリント界の雄。
さらに、複数のG1勝ちを誇るソールパワーなど錚々たるメンバーでした。
それだけにコーウェル師はレース後、
「これはフロックなんかじゃないよ!」と自信を持って語りました。
その後ジェイワラは、10月のフランス・ロンシャン競馬場、G1アヴェイユ賞に出走。
乱ペースに重い馬場がたたり4着に敗れましたが、陣営は気にしていません。
「残り200mで半馬身差まで詰めてきたんだけど、重い馬場で末脚が鈍ったね。
1〜3着はみんな重馬場のスペシャリストだったから、気にしないよ」
速い馬場なら十分に勝ち目はあるというコーウェル師。
速い馬場というのはまさに、香港の馬場のことです。
「香港行きの準備はできている。いい状態だ」
と、状態には太鼓判を押すコーウェル師。しかし、一つ気がかりな点もあって…、
「6ハロン(1200m)に距離が伸びるのは気がかりだね。それほど経験もないわけだし…。
ただ、この馬は道中抜くことの出来る馬だからチャンスはあると思うんだ。
コーナーのあるコースに関しても、問題ないと思うよ」
手綱を取るのは名手、スティーブ・ドローン。
過去5年で400勝。伝統と格式のロイヤルアスコット開催で11勝と、大舞台には滅法強い、頼もしいパートナーです。
ヨーロッパでは珍しい短距離のスペシャリストが、初の欧州馬戴冠をもたらすか?楽しみです。


 
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