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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 12月 4日 |
いよいよ、香港国際レース週間がスタートします。
今夜、ハッピーヴァレー競馬場で行われるジョッキーコンテスト、インターナショナルジョッキーズシリーズがその口火を切るわけです。
指定4レースで、1着になったジョッキーに12ポイント、2着に6ポイント、3着に4ポイントを与え、その合計ポイントで競います。
1位になったジョッキーには50万香港ドル、2位は20万香港ドル、3位には10万香港ドルの賞金が授与されます。
それでは、今年出場ジョッキーのプロフィールです。
これを書いていて、つくづくレベルの高いジョッキーが集まっているなぁと思いました。
○ケリン・マコボイ(オーストラリア・33歳)
弱冠20歳でメルボルンカップを制したことで一躍名を売ったケリン・マコボイ。
シェイク・モハメド殿下のゴドルフィンが彼の才能を認め、2004年に彼をフランキー・デットーリに次ぐ2番手のお抱えジョッキーとして彼を雇います。
その間に彼はイギリスのクラシック三冠の一つ、セントレジャーをルールオブロウで制しています。
また、ロイヤルアスコット開催ではシャマーデルでG1制覇と着実にキャリアを重ねます。
2008年、シェイク・モハメド殿下のオーストラリアでの名義、ダーレーの専属騎手として本国オーストラリアに帰国。
そこからオーストラリアで破竹の活躍を見せ、今まで800勝を越える勝ち星を拾い、G1勝利は44。今シーズンもすでにG1を3つ勝っています。今回がIJC初参戦となります。
○クリストフ・スミヨン(ベルギー・32歳)
通算2200勝以上を挙げ、フランスのチャンピオンジョッキーに5度輝いているスミヨン。
6度目の栄冠もほぼ手中に収めたといわれる今シーズンは、アガ・カーン殿下の専属騎手に復帰というニュースもありました。
特筆すべきは、すでに凱旋門賞を2勝。ダラカニと、ザルカヴァで制しています。
ヨーロッパのみならず、日本、香港、ドバイ、アメリカでG1通算66勝。
香港では、グッドババで香港マイルを制しています。
彼は珍しい一週間で2つのG1制覇というものをやっていて、プリンスジブラルタルでクリテリウム・ド・サンクルー(芝2000m)を勝つ6日前に、障害のG1を制覇しています。
2004年の同点優勝以来の栄冠を狙っています。
○マキシム・ギュイヨン(フランス・24歳)
世界の競馬界の中でも有望な若手No.1というギュイヨン騎手は、2009年からフランスの名門、アンドレ・ファーブル厩舎に所属しています。
通算900勝以上で、G1レベルのレースを20勝。その中にはヨーロッパ各国のクラシックが含まれています。
今シーズンはフリンシャーでのパリ大賞などトップレベルのレースをすでに3勝。
実は、2010/11シーズンを香港で過ごし、その間のちの年度代表馬、アンビシャスドラゴンを香港ダービーと香港クラシックマイルで勝利に導いています。
彼にとって2度目のIJCです。
○ミルコ・デムーロ(イタリア・34歳)
イタリアで5回チャンピオンを獲ったデムーロですが、むしろその活躍は、弟のクリスチャンとともに日本での方が有名です。
通算21のG1勝利のうち、実に9つが日本でのもの。
その中には、03年の日本ダービー、08年のジャパンカップ、10年の有馬記念、さらに12年の天皇賞秋と、日本の重要G1がほとんど入っています。
まとめると、彼は4つの日本のクラシックレース、7つのイタリアのクラシックレースを制し、フランス、ドバイでもG1級を勝っています。
日本馬との勝利で最も有名なのは、ヴィクトワールピサで勝った2011年のドバイわーるカップでしょう。
通算2700勝以上を10の国で挙げたデムーロ。今回が3度目のIJCとなります。
○浜中俊(日本、24歳)
日本の新時代の旗手、浜中。JRAの新星で、去年131勝で最多勝のタイトルを獲りました。
2007年のデビューから通算530勝をマークしています。
主な勝利としては、スリーロールスで菊花賞を制覇し、今年のフェブラリーSではグレープブランデーで勝利しています。IJC初参加です。
○ライアン・ムーア(イギリス、30歳)
天才と形容されるライアン・ムーア。イギリスのチャンピオンに3度輝いていて、現時点で世界のベストジョッキーの一人と言えるでしょう。
見習いチャンピオンを経て、2007年から名門マイケル・スタウト厩舎所属となりました。
通算36勝のG1勝利の中には、2009年のクイーンエリザベス2世杯のプレヴィス、2010年香港カップのスノーフェアリーが含まれています。
女傑スノーフェアリーとのコンビでは、日本のエリザベス女王杯連覇を含む4つの国でG1を5勝。
他にも、ワークフォースで2010年の英ダービー、凱旋門賞、コンデュイットでブリーダーズカップターフ、さらに今シーズンはルールオブザワールドで英ダービー、マジシャンでブリーダーズカップなどG1を7勝。IJCは09年タイ、10年以来の3回目の優勝を狙います。
○ゲイリー・スティーブンス(アメリカ、50歳)
ザ・アメリカ競馬という存在のスティーブンス。通算5000勝、三冠レースをそれぞれ3勝以上しているという超人は、今シーズン7年ぶりに現役復帰。
7年間はTVのコメンテーターを務めていたといいますから、まさに一念発起の復帰劇でありました。
周囲は本当にやれるのか心配しましたが、腕の衰えは感じさせず、三冠の一つ、プリークネスSをオックスボウで制覇しました。
彼の活躍は競馬界にとどまらず、映画『シービスケット』にも出演しています。
さて、そんなスティーブンスの騎手としての初勝利は、1979年5月、アイダホ・ボイズに遡ります。
そこから順調に勝ち星を重ね、アメリカのみならずフランスではアンドレ・ファーブル厩舎所属、イギリスではマイケル・スタウト厩舎に所属。
ロイヤルアスコットでの4つのG1制覇など華々しい活躍を見せました。
復帰シーズンの今シーズンは、先ほどのプリークネスS以外にも、ムチョマッチョマンでブリーダーズカップクラシック、ビーホルダーでブリーダーズカップディスタフを制覇。
これでBC通算10勝に乗せました。
実はスティーブンスは香港競馬で乗ったこともあって、94/95シーズンで89鞍に乗って20勝という成功を収めています。
2001年以来2度目のIJC参戦となります。
○マイク・スミス(アメリカ、48歳)
アメリカ競馬界を代表する騎手の一人、スミスは通算5000勝。
カリフォルニア出身、父もジョッキーだったスミスは11歳の時にニューメキシコで初めてアマチュア競馬に乗り、16でプロの競馬デビュー。
めきめきと頭角を現した彼は、アメリカ人ジョッキーとして初めてヨーロッパのクラシックを制したジョッキーとなりました。
1991年、フォースターオールスターでアイルランド2000ギニーを制覇。
2003年には競馬の殿堂入りを果たしました。
地元アメリカでは、三冠レースを全制覇、今年もベルモントSをパレスマリスで勝っています。
さらに、ブリーダーズカップに滅法強く、通算20勝。さらに、最多勝ジョッキーに贈られるビル・シューメイカー賞を2年連続で獲得しています。
彼の代表馬といえば、女傑ゼニヤッタ。19連勝のうちの16勝が彼の手綱によるもの。
今年もG1を15勝。IJC初参戦となります。
○ダグラス・ホワイト(香港、42歳)
13年連続チャンピオンジョッキーのタイトルを保持し続けているホワイト。南アフリカ出身の彼は、香港競馬の歴史中唯一の1000勝ジョッキーで、2011年には獲得賞金10億香港ドルをマークしました。
出身地の名前を取って「ダーバンの悪魔」と呼ばれるホワイト騎手は、南アフリカのスターホース、ロンドンニューズでJ&Bメットや香港のクイーンエリザベス2世杯の勝利で売り出します。
香港に拠点を移してからは、インディジェナスで香港ヴァーズや、スーパーサティン、フェイフェイ、アキードモフィードでそれぞれ香港ダービー、さらにアンビシャスドラゴンでのクイーンエリザベス2世杯制覇など、枚挙にいとまがありません。
IJCは過去3回優勝。前人未到の4回目を狙います。
○リチャード・ヒュー
今シーズンG1を9勝し、2年連続のチャンピオンジョッキーに輝きました。
今年は自身初の英クラシックタイトルを、スカイランタンの英1000ギニー勝利で獲得。
勢いをそのままに、1ヶ月後、エプソム競馬場の英オークスもタレントで制覇。
また、マイルG1をトロネードやオリンピックグローリーで勝ち、最近ではクリセリアムでブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズターフを勝利。
G1通算38勝に伸ばしている。
IJCは初参戦となる。
○ザック・パートン(香港)
現在20勝のリードで香港のリーディング1位。
2012年日本・阪神競馬場で行われたワールドスーパージョッキーズシリーズ優勝。
「このメンバーに入ったらその他大勢の一人だね。去年は馬に恵まれたけど、今年はどうやらちょっと厳しいかもしれない。でも、机上の空論よりも実際やってみないと分からないよ。これだけ伝説のジョッキーたちと競えるのは素晴らし経験だね。もちろんタフなレースになると思うけど、一つでも勝てたらラッキーだね」
とコメント。
IJCは去年の2位以来2度目の参戦。
○ケイス・ヤン(香港)
地元ジョッキー枠を勝ちぬき、今回IJC初参戦。
「どれだけ勝てるかは分からないけれど、これだけの錚々たるメンバーの中で乗れるのは光栄だし、非常に楽しみです」
とコメント。
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