 |
 |
 |
 |
| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
| |
 |
 |
香港競馬通信 |
|
 |
| 12月12日 |
13年連続リーディングジョッキー、ダグラス・ホワイト騎手にとって、今回の香港国際レースは過去最高のデキだったのではないでしょうか。
1998年の香港ヴァーズをインディジェナスで勝って以来の国際レースを香港カップでモノにした後、締めくくりは、リチャード・ギブソン厩舎、潘蘇通氏の持ち馬、アキードモフィードでの香港カップ勝利でした。
昨日詳しく書いた通り、香港マイルはグローリアスデイズで勝ったホワイトですが、実はそのレースには同じギブソン厩舎、潘蘇通氏のゴールドファンも出走していて、この騎乗も打診されましたが蹴っていたという経緯があります。
それだけに、香港カップは負けられない一戦だったわけですが、香港マイルから40分後のこのレースで見事に結果を出しました。
「まさしく、“待てば海路の日和あり”だね。この日が来るのを待ち望んでいたよ」
と、ホワイト騎手。
このアキードモフィードの勝利が、この日4つある国際レースのうち、地元馬3勝目。
盛り上がるファンたちも、レースが直線に差し掛かった時には一瞬肝を冷やしました。
前が壁になり、脚を余しかけたのです。
しかし、ホワイトは慌てず騒がず、自分の仕事を完璧にこなしました。
「トップジョッキーのホワイトならではの技だったね」と、ギブソン師はホワイトに称賛を惜しみません。
さらにジョークも飛び出しました。
「レース前に彼には、“このレースを勝ってくれたら、マイルの件は許すよ”と言っておいたんだ」
その瞬間について、ホワイトは「きつかったね」と認めました。
「インコースは維持したかったんだけど、逃げた日本馬(トウケイヘイロー)が内に持たれてきたんだ。
外にクリストフ(・スミヨン)の馬がいて前がふさがると思ったとき、そのシュリスデゼーグルがちょっと外によれて、間が空いたんだよ。
半馬身ぐらい下がったけど、さほどの不利にはならなかったよ」
どうやら、この日のホワイトは運も持っていたようです。
さて、この馬のスケジュールについてギブソン師は、引退後の種牡馬生活まで見据えた「遠征プランがあるよ」と語りました。
「彼は素晴らしい男の子だからね。
(種牡馬になるには)国際G1での成績が必要だし、今回でそれを手に入れたわけ。
将来はいい種牡馬になると思うし、それを走りで証明できたはず。
この馬を無事にキャリアを作っていくために、あらゆる可能性を探っていくよ」
ギブソン師はこの馬を、「大舞台に強い馬。すべて彼の実力さ」と言って、インタビューを締めました。
逃げて2着に踏みとどまったトウケイヘイロー。
武豊騎手を背に、直線あわや逃げ切りか!?と思わせたその走りは、香港の競馬ファンをヒヤッとさせ、日本からのファンにはロードカナロアに続く勝利か!?と期待させる素晴らしいレースぶりでした。
「ゲートの出もよかったし、道中も直線まで一頭で気持ち良く行けたね。惜しかった!
素晴らしい走りで満足だよ。僕の101回目のG1勝ちが目前で逃げて行ったけど、これは次回にとっておくよ」
武騎手も饒舌な、1馬身差の2着でした。
シュリスデゼーグルがそこからクビ差の3着。
さらに、ミリタリーアタック、サイドグランス、ブレイジングスピードの順で入線し、このレースは実力馬が順当に力を出し切ったレースとなりました。
<各陣営コメント>
○3着・シュリスデゼーグル クリストフ・スミヨン騎手「フランスの重い馬場ほど、ここ香港ではいいレースは出来ないね。外枠にしてはいいレースが出来たと思うんだけど、末脚が思ったほど伸びなかったね」
コリーヌ・バランド=バルブ調教師「返す返すも悪い枠に入ったのが悔やまれますね。外から出て、道中は前が壁にならない分行ってしまって、最後の脚が残らなかった。でも、この結果は誇るべきものだし、来年もう一度挑戦しますよ」
○4着・ミリタリーアタック ザック・パートン騎手「今回はベストではなかったね。最後に捕まえきれなかった」
○5着・サイドグランス ジェイミー・スペンサー騎手「いいレースだったし、力も出せた。ただ、絶好調ではなかったね」
○6着・ブレイジングスピード ジェラール・モッセ騎手「素晴らしいレースをしてくれたね。ちょっとゲートの出が悪かったけど、直線はいい伸びを見せてくれた」
○7着・グランドール ライアン・ムーア騎手「スタートが悪くて、ペースについていけなかった」
○8着・ネアティコ アンドレ・シュタルケ騎手「いいレースだった。着順ほど差はなかったし、すべて順調だったね」
○9着・リトルマイク マイク・スミス騎手「ボクはいいレースをしたと思ってる。いい位置につけて、リラックスして気持ちよく走っていたね。直線外に出して追っていったんだけど、そこで手ごたえがなくなっちゃった。外々を回って脚をなくしちゃったかな。本当は内に入りたかったんだけど、それでも厳しかったかな」
○10着・セイムワールド トミー・ベリー騎手「走りは良かったんだけど、正直このクラスは荷が重かったかな」
○11着・エンドゥイング タイ・アングランド騎手「展開が向かなかった。残り600までは手ごたえがあったんだけど、そこからは悪夢のようだったね」
○12着・レインボーシック ブレット・プレブル騎手「道中は“これは4着までには行ける!”という手ごたえだったのに、直線50mもいったら消えちゃった」
|
| |
 |
|
|
 |
 |
 |
|
| |
|