飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
2月19日
去年の今頃、4歳クラシック路線で我が世の春を謳歌していた香港ダービー馬アキードモフィード。
紆余曲折はありましたが、一年経ってさらに力をつけて戻ってきました。
リチャード・ギブソン厩舎のスターは、今週末の香港ゴールドカップでミリタリーアタックやブレイジングスピードといった壁に挑もうとしています。
去年12月の香港カップ勝利で一躍スターダムにのし上がったアキードモフィード。
先日の旧正月競馬でセンテナリーヴァーズ(HKG3)に出走し、トップハンデを物ともせずに勝利。このレースに臨みます。
「前走は順当だったね。彼の実力を証明し、我々の期待に十分に応えてくれたよ。」
主戦のダグラス・ホワイト騎手は明かしました。
「前走はベストのデキではなかったのにあのレースぶりだからね。
我々にとってあのレースは、ゴールドカップやその先のレースに向けてのステップ。
この馬にはそういったレースが必要なんだ。
前走後、芝の調教に2度乗ったんだけど、非常に良かった。そして今朝の調教となったんだけど、飛ぶようなデキで、この時点ではこの上ない状態だよ」

ホワイト騎手は2月11日の芝での調教でアキードモフィードに騎乗し、1200mを1分16秒1で踏破。
18日の木曜にはオールウェザー(ダート)馬場で1200mを1分20秒7で走り切っています。

ゴールドカップといえば昨シーズンはミリタリーアタックが勝ち、ここから連勝で年度代表馬まで上り詰めました。
アキードモフィードも同じようなローテーションでシーズン最後の大きなタイトルを狙っています。
ホワイト騎手はミリタリーアタックを当然ライバル視していますが、一方でこの馬は今シーズンに入ってから4戦して勝ちがありません。
「ミリタリーアタックはこのところ期待を裏切っていて今度こそというところだろうね。
ベストレースが出来れば非常に手強い存在なんだろうけど、こちらはそれに対応できるぐらいいい状態だからね」
と、自信を見せる一方、7頭立てという少頭数予想の本番については慎重な見方を示しました。
「よく言われることだけど、少頭数ほど荒れるって言うだろう?だから、枠が決まって戦術も決まって、当日のペース次第ってとこだね」

アキードモフィードは香港に来てすぐの時期に、レースで疲れすぎてしまうという癖がありました。
それも、今となっては心配要らないとジョッキーは考えているようです。
「香港に来て日が経たない馬は慣れるまで時間がかかるというのもあるけど、この馬はもはやそうではないよ。レースで疲れすぎるとか、レースで悪い癖があるとか言われるけど、精神的にだいぶ大人になったからね。今は感情をコントロール出来ていると思うよ」

一方、ミリタリーアタックにはヨハオ・モレイラ騎手が初騎乗。
得意の2000mでリセットを目指します。
また、トニー・クルーズ厩舎のブレイジングスピードは、香港古馬三冠第1弾のスチュワーズカップ(HKG1)を勝った馬。当然二冠を狙っているわけです。
この2頭は去年12月の香港カップで揃って道中後ろから、直線で末脚を伸ばしてきましたが届かず。
先手先手で競馬を進めたアキードモフィードとは好対照です。

この3頭が再び激突する日曜のメイン、香港ゴールドカップ。
残りの4頭も実績馬揃いで、まずはムーア厩舎から香港ヴァーズの勝ち馬ドミナント。
スチュワーズカップ2着、昨シーズンのチャンピオンズマイルの覇者、ダンエクセル。
それにアシュキールとセイムワールドで7頭です。
このレースで香港中距離路線のエースがどの馬かが分かります。
アキードモフィードが世代交代を鮮明にするか、ミリタリーアタックの復権か、それ以外か。
香港の競馬ファンは固唾を飲んで見守っています。


 
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