飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
4月24日
今朝、今週末に行われる国際G1、クイーンエリザベス2世杯の枠順抽選会が行われました。
まずは枠順を紹介しますと、
1 ミリタリーアタック(4番枠)
2 ドミナント(7番枠)
3 エピファネイア(6番枠)
4 ヴェルキンゲトリクス(3番枠)
5 デザインズオンローム(5番枠)
6 パッキングウィズ(9番枠)
7 ディバヤニ(10番枠)
8 アンコイルド(1番枠)
9 サンシャーウェス(8番枠)
10 セイムワールド(2番枠)
という結果でした。

この欄を長くお読みになっている方はわかるかもしれませんが、入る枠によっては勝利にぐっと近づく香港競馬。
それゆえ、各陣営悲喜こもごもといった光景が毎年繰り返されるこの枠順抽選会。
今回注目はジョン・ムーア調教師でした。
あまりいい枠とは言えない結果でしたが、それでも前を向く調教師の姿がそこにはありました。
「今回は10頭立てという小頭数だから、枠が多少悪くても致命傷にはならないよ。
だから、どこの枠に入ろうが気にしないね」
このレース4勝目を狙って、4頭という多頭出しを敢行したムーア師はさらりと言ってのけました。
「セイムワールドは先行する馬だから、2番枠はいいね。ミリタリーアタックは4番枠だから前目で競馬をするかな。
ドミナント(7)は後ろから。でもあんまり枠は気にしていない。デザインズオンロームは5番枠だから中団に控えられるだろうね。
ウチの馬たちはみんな、それぞれに合ったいい枠に入ったと思うよ」

他陣営では、ムーア師と同じような感想を漏らしたのが、マイク・デ・コック厩舎の現地代表、トレバー・ブラウン氏。
ヴェルキンゲトリクスが3番枠、サンシャーウェスが8番枠でした。
「枠はそんなに気にしていないし、当日のペースについてもあまり心配していないんだ。
2頭とも柔軟に対応できる馬だからね。もちろん、期待しているよ」
その上で、当日の戦術については2頭のジョッキー、アンソニー・デルペッシュ(ヴェルキンゲトリクス)、オリビエ・ダリューズ(サンシャーウェス)に任せているといいます。
「アンソニーは3番枠から出るから、上手く出られれば好位につける競馬をするんじゃないかな。サンシャーウェスは外枠だから後方待機だと思うんだけど、オリビエはペースが遅いと見るや前に行くかもね」
「ヴェルキンゲトリクスはさらに調子を上げていて、いい走りをしているよ。
サンシャーウェスの方はいつも一生懸命に走る馬で、しかも器用だから、芝のレースに戻る方が向いているんじゃないかな」
と、前走タペタ馬場のドバイワールドカップから芝への回帰に自信を見せていました。
ヴェルキンゲトリクスに騎乗し南アフリカで2勝しているデルペッシュ騎手は、過去ヴェンジャンスオブレインでこのレースを勝った経験があります。
「ペースもそんなに速くなりそうにないけど、この馬は器用な馬でどの位置からでも末脚を繰り出せるからね。問題ないさ」

日本代表、エピファネイアの福永騎手も6番枠に入って自信を見せた一人。
「4、5、6のどれかに入ればいいと思っていたのでね。展開が向けば十分勝負になると思うよ」
とコメントしています。

地元陣営では、ディバヤニのマイケル・チャン調教師が最後にくじを引き、10番枠。
「この馬としては2回目の大レース挑戦だったんだけど、クジ運がないなぁ。前回は14番枠で、今回は10番枠だもの」
と、前走香港ダービーでも大外14番枠だっただけに、今回も大外という運のなさをぼやきました。
「次は、私以外がクジを引くようオーナーにお願いするよ…」
と嘆きましたが、一方で枠はさほど影響はないとも語っています。
最内の1番枠は日本代表のもう一頭、アンコイルド。
陣営は喜ぶかと思いきや、矢作調教師は渋い顔でした。
「中ほどの枠が欲しかったんだけど、まぁ外よりはいいか…。やわらかい馬場はこの馬に向いていると思うし、2000mもいい。いいレースをしてくれるんじゃないかな」
枠も決まり、いよいよボルテージが上がってきました。


 
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