飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
4月26日
いよいよ明日行われるクイーンエリザベス2世杯(G1)。
現地香港で有力と思われているのが、ジョン・ムーア厩舎のミリタリーアタック、デ・コック厩舎のヴェルキンゲトリクスですが、
ここへ来て日本馬への注目が高まっています。
2頭の日本代表馬のうち有力なのは角居厩舎、福永騎手が手綱を取る菊花賞馬エピファネイアです。
角居師は、2012年のこのレースをルーラーシップで勝っているので香港の競馬ファンにもおなじみ。
今朝はエピファネイアを寮馬アンコイルドとともにオールウェザー馬場でキャンターを行いました。
ヴェルキンゲトリクスとサンシャーウェスで参戦しているマイク・デ・コック調教師のことを「世界を股にかける調教師」と呼ぶことがありますが、
角居師も実はアメリカ、オーストラリア、ドバイ、香港、そして本拠の日本と世界中でG1を勝っています。
事実、日本の調教師の海外G1勝利数では断トツ一位。
たとえば、ハットトリックで2005年香港マイル、2005年アメリカンオークスをシーザリオで、
さらに歴史に残る2006年のメルボルンカップ。デルタブルースとポップロックでワンツーフィニッシュを決めています。
また、2011年のドバイワールドカップをヴィクトワールピサで勝利。
香港でも名の知れた名馬ウォッカを管理し7つのG1を勝つなど、香港の競馬ファンが最も知っている調教師です。
今回出走のエピファネイアの母はシーザリオ。
このシーザリオ、福永騎手とのコンビでアメリカンオークスを勝ったのが、角居師の海外G1初制覇でした。
何か因縁めいてますね。
しかし、これだけ香港の競馬ファンに知られている角居調教師ですが、意外と香港遠征は多くありません。
香港マイルのハットトリックとクイーンエリザベス2世杯のルーラーシップ以外には、2006年の香港カップで7着に敗れたディアデラノビアの出走があるのみです。
そんな角居師は今朝、自身3度目の香港G1制覇に向け、自信を見せました。
「馬のデキには満足しているよ。調子もいいし、日曜はやってくれるんじゃないかな。このレースは前々からの目標だったからね」
角居師は海外遠征実績にこだわっていて、その成功の秘訣は入念な計画と準備だと言います。
「私は馬にもスタッフにも入念な準備をするように言っているんだ。現地で何があっても対応できるように、あらゆる可能性を考えて準備させています。そして、ウチのスタッフは全員遠征経験を積ませるようにしています。なので、今回も準備万端だよ」
一方、福永騎手は過去、香港G1を3度制覇しています。
エイシンプレストンで2001年の香港マイル、2002年、2003年とクイーンエリザベス2世杯を制覇。
1996年のデビューから1607勝を積み重ね、104の重賞を勝っています。
それやこれやを考えると、角居師&福永騎手のコンビは実績十分。エピファネイアも有力とみられるわけです。
そのエピファネイアは、今まで9戦5勝。負けた4走のうち3走は着差半馬身以内という堅実さ。
皐月賞、日本ダービーと半馬身差で涙を呑みましたが、三冠最終戦の菊花賞で、不良馬場の中、これまでのうっぷんを晴らすかのように5馬身差の圧勝。
角居師には2004年のデルタブルース以来の菊の栄冠をプレゼントしました。
今回は、そこから1戦はさんでの遠征ということで、疲れもなく順調。
前走は4月の産経大阪杯で、去年のダービー馬キズナに0秒3差3着でした。
馬場が良くても悪くても力を発揮できる堅実性が強み。
果たして、2年ぶりの日本馬勝利となるでしょうか?期待できそうです。


 
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