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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 5月15日 |
決戦まであと3日。
火曜の段階ではまだ香港にいたジョン・ムーア調教師がシンガポール入り。
今朝、初めて自厩舎の3頭の調教に立ち会いました。
まずは、シンガポール航空国際カップ(G1)連覇を狙うミリタリーアタック。
先月末のクイーンエリザベス2世杯2着と、去年の勢いを取り戻しつつあります。
今朝は、朝5時から単騎で軽めの運動。ポリトラック馬場を2周して身体をほぐしました。
明日、追い切る予定です。
寮馬、ダンエクセル(シンガポール航空国際カップ)、スターリングシティ(クリスフライヤー国際スプリント)はミリタリーアタックが引き揚げたあとポリトラック馬場に揃って登場。
併せる形でこちらも軽めの運動に終始しました。
ムーア師は、
「馬の出来は上々だね。ミリタリーアタックとダンエクセルは馬体も戻っていい感じ。スターリングシティも、ドバイでG1(ドバイゴールデンシャヒーン)を勝った時と同じ感じ。この馬は他の2頭と比べると馬体の戻りが遅いんで、こんなもんで十分なんだよ。追い切りは明日朝。ホアオ(・モレイラ騎手)もミリタリーアタックとスターリングシティに乗りに明日駆けつけてくれるんだ。ただ、土曜の沙田のレースのために一旦トンボ返りして、さらにまた日曜のシンガポールのレースのために帰ってくるらしいよ」
と、いつも通り饒舌に語ってくれました。
一方のラッキーナインはいつも通りに一番乗りの馬場入り。
まずは向こう正面の芝コースで身体をほぐすと、その後ポリトラック馬場に入ります。
クリスフライヤー国際スプリント(G1)連覇に向け、軽めながらも順調な仕上がりのようです。
今朝の調教で目を引いたのは、シンガポール航空国際カップに出走予定の日本馬、トウケイヘイロー。芝コースでの力強い追い切りは、各国の関係者の目を引く動きだったようです。
そして、この日の午後、運命の枠順抽選会が行われ、香港勢4頭は2頭ずつ明暗が分かれた結果になりました。
ラッキーナインとダンエクセルが内枠を引き当てたのと対照的に、ミリタリーアタックとスターリングシティはともに10番枠を引いてしまったのです。
まずは、このところ大レースになればなるほど枠順に恵まれなかったラッキーナイン。
今回、連覇を狙うクリスフライヤー国際スプリント(G1)では内の2番枠を引きました。
キャスパー・ファウンズ師の「ラッキー!」の一言に、第一関門を無事突破した安堵が現れていました。
同じレースに出走するスターリングシティは、大外10番枠。
しかし、ジョン・ムーア調教師は持ち前の楽観主義でコメントしました。
「14頭立ての14番枠に入ることを考えれば、10番枠は言うほど悪い枠じゃないよ。もちろんチャレンジには違いないんだけど、こっちはこれ以上ないジョッキーが乗るからね。ホアオ(・モレイラ騎手)はコースも馬も熟知しているから。ここではどんなレースをすればいいのかも知ってるし、適切にペース判断をしてくれるだろう。後は、彼に任せるよ」
香港に転籍する前はシンガポールのトップジョッキーを何年も続けていたモレイラ騎手に全てを託すようです。
さて、そんなムーア師が破顔一笑したのが、シンガポール航空国際カップでダンエクセルが最内1番枠を引き当てた瞬間。
しかし、それもつかの間。ミリタリーアタックは12頭立ての10番枠に入ることが決定してしまいました。
「ミリタリーアタックにとってもこれはチャレンジなんだけど、去年は楽に勝ちすぎたぐらいだったからね。去年と同じく状態はいいから、期待しているんだ。負かすのは、難しいと思うよ」
と、気丈に語りました。そして、2頭の状態については、
「ミリタリーアタックもダンエクセルも、今年はピークのデキにあると思うんだ。今朝の調教を見て、調子の良さを再確認したよ。ボク自身も、ウチの厩舎のスタッフもみんな前向きさ。あとは、レースまでにどう仕上げるか、そこに集中するだけさ。何しろ、馬の調子は良いわけだからね」
あくまでも前を向くムーア師でした。
あと3日。各陣営の思惑が交錯します。
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