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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 5月19日 |
シンガポールで行われた2つのG1レース。
その一つ目、クリスフライヤー国際スプリント(芝1200m)は、香港馬ラッキーナインの連覇で幕を閉じました。
12か月前と同じく、香港のチャンピオンスプリンターはまさしく圧勝で、このレースをものにしています。
鞍上のブレット・プレブル騎手はゴール前、ライバルたちの様子を振り返るほどの余裕。そしてムチを高々と掲げてゴールインというパフォーマンスまで見せました。
2着に入った地元馬エンペラーマックスに実に2馬身半の差をつけていました。
「このレースではもともと実力上位だったからね」
と、勝利ジョッキーのブレット・プレブルは涼しい顔で続けました。
「雨が止んだ時に、これは芝に良いクッションが出来ると思ったんだ。こういう軟らかい馬場はこの馬好きだからね。これだけ条件が揃えば、期待されるのは最高の結果。この馬は素晴らしい馬だし、今日も素晴らしい仕上がりだった。ここまでの状態に持ってきたキャスパー(・ファウンズ調教師)こそ称賛されるべきだよ」
そのファウンズ師は、実は水曜の夜に高血圧のため一時入院までしていましたが、どんな薬よりもこの勝利は効いたようです。
厩舎のエースが、このレース連覇を成し遂げてくれたわけですから。
ちなみに、国際スプリントの歴史上、連覇は初めてのことだそうです。
「この馬のおかげで、厩舎にいると楽しいんだ。7歳だけど、馬体はまだまだ若いし、心臓が強い。これは、いい馬の必須条件だからね」
ラッキーナインは近走と同じく出遅れます。
しかし、そこから即座に盛り返し、内からすっと前を行く地元期待のエンペラーマックスをマークする形でレースを進めます。
4コーナーから直線、プレブルはラッキーナインを外に出し、残り200mで末脚を爆発させ、一気にレースを決定づけました。
勝ち時計は1分8秒15。
2着にはエンペラーマックスが入り、ザックスピリットが3着に入線しました。
今回出遅れから巻き返せたことについてプレブル騎手は、
「ブリンカーが効果を発揮してくれたね」
と語りました。実は、調教師にこれを使うよう、プレブル騎手はかねてから進言していたのです。
「前走からブリンカーを着け始めたんだけど、それはゲートの出が悪いから。年をとって多少ズブくなったところもあると思うんだけど。今回は良かったけど、出遅れは二度とごめんだね。ホントに息が止まりそうになる。特にスプリント戦では、悪くとも五分の出では出てほしいんだけどね」
これで、香港馬はこのレース4勝となりましたが、その内3つはプレブル騎手が鞍上にいました。
今年と去年のラッキーナインだけでなく、2009年にこのレースを勝った往年のスーパースター、セイクレッドキングダムもプレブル騎手の手綱でした。
「実はキャスパー(・ファウンズ師)がグリーンバーディーでこのレースを勝った時も、直前までボクが乗る予定で、乗ってたら4勝全部ボクのものだったんだ。でも、あの時はリーディングジョッキー争いが白熱していて、ボクは香港を離れられなかったんだよね」
ゲンのいいレースで勝ちを重ねたプレブル騎手。この勢いを香港に持ち帰れるのでしょうか?
一方、期待されたスターリングシティは不安視された10番枠がやはり災いしたのか?
道中ホアオ・モレイラ騎手との折り合いも今一つだったようで、中団の外を回らされました。
今年のドバイゴールデンシャヒーンの勝ち馬は、結局いいところなしの5着に敗れています。
「外枠から出て序盤で脚を使ってしまったね。その分、最後のひと踏ん張りが効かなかった」
ムーア師は言葉少なに語りました。
もう一つのG1、シンガポール航空国際カップについては、明日お送りします。
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