飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
7月 8日
「香港競馬130年の歴史の中でも、記録にも記憶にも残るシーズンだったね!」
香港ジョッキークラブのCEO、ウィンフライド・エンゲルブレヒト・ブレスゲス氏は先日の2013/14シーズン最終日のレース後の会見で開口一番シーズンをこう表現しました。
今シーズンは1018億香港ドル以上の収益を記録し、まずは記録に残るシーズンでありました。
昨日のエントリーで書いたとおり、キャスパー・ファウンズ調教師とジョン・サイズ調教師の最優秀調教師争いが白熱しましたが、それを目当てに3万5千人余りの観衆を集めた沙田競馬場。
香港にある2つの競馬場で合計3万8680人が集まり、シーズントータルとしては2年連続で合計200万人以上の観衆を記録しました。
「2013/14シーズンは記憶に残るシーズンの一つだね。個人的には、ボクの知る中では最もエキサイティングな香港競馬だったと思うよ」
「というのも、香港競馬の歴史上重要な一里塚となる実績がいくつかあったからね。まずは収益の記録。ジョッキークラブの歴史上初めて1000億香港ドルを突破し、昨シーズンと比べて8.5%の増収を記録した。ジョッキークラブの競馬部門単独でも香港政府に117億6千万香港ドルを税金として納めることが出来たのは非常に誇らしいことだね」
と、さすがに経営者。まずはビジネスの面での実績を強調しました。
そして、
「もちろん、国内外で香港のトップホースが素晴らしい活躍を見せたことも特筆すべきことだし、第35回アジア競馬会議を主催できたことも香港競馬の国際的地位の向上に役立ったよね」
と、世界の中での香港競馬のステータスに言及しました。
「我々のトップホースはドバイとシンガポールでそれぞれ2つずつ国際G1を制し、さらに沙田で行われる6つの国際G1のうち4つまでを地元香港馬が制した。これは香港のトップホースたちが十分に国際G1レベルに達していて、かつ層が厚いことを示しているよね。もはや、国際競馬の世界では、我々は世界のリーダーの一国であることは疑いない」
と、香港競馬のレベルに自信を見せました。

一方、この日の収益は17億7800万香港ドルに上り、これは1996/97シーズン以来の記録で過去17年間で最高でした。
「2005/06シーズンに600億香港ドルで底を打った収益だが、そこから盛り返して今年は1018億香港ドルに上った。私はこれは決して運だけでは達成できないと思うんだ。我々の戦略は非常に明快で、顧客が何を求めているかを理解して、少しでも良くなるように投資すること。この原則に沿って投資を続けた結果、驚くべき成果を上げることが出来た」
「香港競馬のブランドは人口と比べてレベルがかなり高く世界レベルであると思うね。特に、ハッピーヴァレーの水曜ナイターは、競馬のカテゴリーを越えて香港の良いイメージを広める観光資源となっているよね。素晴らしいことだよ」
「我々の顧客調査によると、超一流の競馬を見せるということが重要だということだったんだけど、結果としてそれは正しかったことが証明されたね」

そして、今シーズンのタイトルホルダーとジョッキークラブスタッフへの敬意とねぎらいを忘れませんでした。
「キャスパー・ファウンズとジョン・サイズの最優秀調教師争いは白熱したね。それからここ13年で初めてチャンピオンジョッキーが変わった。ザック・パートン騎手。これも素晴らしい業績だったよ。まずは、すべてのチャンピオンとその業績に対して称賛を贈りたい。そして全ての関係者のプロフェッショナリズムとジョッキークラブへのシーズンを通じた貢献に感謝したい。我々は83のレース開催日を、スタッフだけで2万人で動かしている。これらのスタッフがあってこそ、今年の業績を挙げることができたわけで、私は全てのスタッフを誇りに思う。本当に、このチームでなくては成し遂げられなかった」

また、レース担当役員のウィリアム・A・ネイダー氏は、
「今年は驚くべき年であったと思う。香港競馬の歴史上でも間違いなく素晴らしい年であったと思うよ。国内的にも国際的にも。地図上では小さな点みたいな香港だけど、世界の競馬の中では大きな存在感があると認めさせた1年だったね」
「今年のレースの質、興奮度合い、レベルは素晴らしいものだった。今日の最終レースが今年を現していたね。スリリングなシーズンの、スリリングなフィニッシュだった」
役員たちの饒舌さが、今シーズンの充実を現すような会見でした。


 
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