飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
9月12日
いよいよ、香港競馬の2014/15シーズンが始まります。
夏の暑い時期を避けて、9月の中旬からシーズンを始めるというのは例年通り。
しかし、香港では9月といえど暑さは変わらず、毎日30度を超えています。
シーズンのキックオフ、メインレースはこちらも例年通り、香港特別行政区行政長官カップ(芝1200m)。
グループレース(ローカル重賞)にこそ認定されていませんが、それに準ずる重要なクラス1戦、日本で例えれば皐月賞トライアルのオープン特別、若葉Sのような大物オープン特別です。

スタートダッシュを決めるべく、すべての香港競馬関係者が取りに来るようなレースですが、とりわけ去年からの巻き返しを期すダグラス・ホワイト騎手の鼻息が荒いようです。
昨シーズンは、13年間守り続けてきたリーディングジョッキーの座を明け渡しましたが、実は獲得賞金額では断トツのトップ。
それは、大レースをいくつも勝ったという実績の表れであり、それだけにシーズンスタートの大レースではマークすべき騎手なわけです。
そのホワイトが乗るのが、ミー・ツイ厩舎のディバインテン。
この馬で、2008年エンズーズド以来の行政長官カップ制覇を狙っています。
先日9月2日のバリアトライアル(AW1200m)では、クラス1のライバルたちに先着。
ホワイト騎手も大いに期待しているようです。
「このバリアトライアルは良かったと思うよ。でも、絶好調まではもう一歩かな。まだちょっと絞り切れていないと思ったんだ。で、このトライアルで一叩きできたんじゃないかな」

ディバインテンは香港移籍後6勝目を狙っています。
今まで7回走って5勝。1200m戦での初勝利を狙います。
前回この距離を走ったのは昨シーズンの最終戦、沙田ヴァーズ(HKG3)で、横一線のフィニッシュで短頭差で敗れています。
さて、今回。
内枠には先行できる馬が揃っていて、ホワイト騎手も日曜のレースがどうなるか、コメントは慎重でした。
「7番枠はちょっと心配だね。ここだと前に行くのは難しい。内へ切り込んでいかなきゃいけないからね。ま、後ろからでも状態がいいから何とかなるかもしれないけど…」
しかし、馬自身には自信を見せました。
「この馬はお行儀の良い馬だし、前走で6ハロン戦適性は証明できているからね。精神面でも充実してきているし、週末のレースの結果によってはトップスプリンターへの道が開けるかもしれない。期待しているよ」

続いて、ライバル関係を紹介すると、まずはジョン・サイズ厩舎のツールドフォース。
同距離同コースの沙田芝1200mで去年3勝。
その間、82ポンドだったレーティングは103ポンドまで上昇しました。
日曜に手綱を取るカリス・ティータン騎手は、
「今年の3月に勝った後、2戦悪い枠から善戦してきた。リフレッシュして帰ってきて、今回は6番枠という悪くない枠。斤量にも恵まれたし、いいレースをしてくれるんじゃないかな」
「ボクはちょっと馬が変わったような感触があるよ。昨シーズンと比べて動きも良くなったし、さらに良くなり続けていると思う。レースまでにもうちょっと良くなってくれればいいね」

昨シーズンの最優秀調教師、キャスパー・ファウンズ師は、トップレーティング123ポンドのヘレンスピリットを参戦させ、
昨シーズンのリーディングジョッキー、ザック・パートン騎手はトニー・クルーズ厩舎のブリッシュフレンドで勝負をかけます。
トニー・クルーズ師はジョン・ムーア師と肩を並べる多頭出し。
今回はブリッシュフレンドに加えて、ペニアフォビア、エルゾンダ、ベストイレブンと4頭出しです。
一方のジョン・ムーア厩舎は、昨シーズン重賞ジョッキークラブスプリント(G2)を勝ったチャールズザグレイトを筆頭に、ゴールデンハーベスト、ロードシンクレア、スマートボラティリティと、こちらも4頭出し。
以上11頭のうち、スタートダッシュを決めるのはどの陣営か?
歓声が沙田に戻ってきます。


 
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