飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
9月15日
2014/15シーズンが始まった沙田競馬場。
初日を終わってみての関係者の会話は、早くも香港国際レースの行方を占うものとなりました。
この日のメイン、香港特別行政区行政長官カップを勝ったゴールデンハーベストの勝ちっぷりが、それほど目を見張るものだったということです。
昨シーズンからの上がり馬、ゴールデンハーベスト。
ホアオ・モレイラ騎手とのコンビで鮮やかな勝利を飾った直後、管理するトニー・ミラード調教師はその成長について、
「昨シーズンの初めはクラス3のレースに出走していた。それが、今やクラス1を勝つまでになった。すごい成長だよね」
と話しました。そして、今後についても、
「今日のレースはテンから出足が速かったよね。ただ、国際レースで通用するかというと、まだちょっと弱いところがある。何しろ、ベテランのスプリンターたちが香港にはゴマンといて、テンから競りかけてくるだろうからね。もうちょっと力をつけないと厳しいかもしれない。でも、チャンスはあると思うし、挑戦権は今日で手に入れたかな」
ゴールデンハーベストは去年のシーズンスタートの時点で75ポンドというレーティングでしたが、そこから8戦して2勝。
敗れたレースも善戦し、ついにシーズン幕開けのメインレースに名を連ねるまでに成長。レーティングは104まで上昇しています。

ミラード師は、
「ホアオ(・モレイラ騎手)とボクでじっくりと作戦を練ったんだ。まず、テンで押して行って、そのあと馬群の中で折り合おうという作戦。その通りに運んだね。だからボクらはスタートをじっと集中してみていたんだけど、上手いことやってくれたね」
11番の大外枠から押して出たモレイラ騎手、作戦通り中団馬群6、7番手に付けます。
先手を取ったのは一番人気、マシュー・チャドウィック鞍上のペニアフォビア。
将来を嘱望されている3歳馬はさほど差を付けずに、いわば馬群の先頭に押し出されるように立ちました。
残り300mでスマートボラティリティとゴールデンハーベストがじりじりと先頭に迫り、3頭横一線となります。
残り250mでまずペニアフォビアが脱落し、ゴールデンハーベストとスマートボラティリティの一騎打ちとなりました。
しかし、叩き合いから残り150mでゴールデンハーベストがクビほど抜け出し、その差を保ったままゴール。
勝ち時計は1分8秒37。
2着にはスマートボラティリティ、3着にはペニアフォビアが入りました。

「11番枠スタートだったからさほど速い時計ではなかったけど、いいレースをしてくれたね。今後はまず回復に専念して、もう一戦叩いてから国際レースというローテーションだろうね」
と、ミラード師は今後のプランを話しました。若武者登場というわけです。

さて、シーズン初日の第1レース。今シーズンの口開けのクラス5戦はデレク・クルーズ厩舎、ブレット・プレブル鞍上の10歳馬、ダブルドラゴンがトップハンデを物ともせずに勝ちました。
去年のチャンピオンジョッキー、ザック・パートン騎手は、第5レースをセンセーション(ベノ・ヤン厩舎)で辛くも勝って今シーズン初勝利。
さらに、第7レースにチャンピオントレーナー、キャスパー・ファウンズ厩舎のヒドゥンバリューで2勝目を挙げています。
しかし、それ以上の固め撃ちをしたのがモレイラ騎手。
この日はメインレースを含めて3勝。ジョン・ムーア厩舎のシュープリームファルコンとデビッド・ホール厩舎のバンドルオブジョイで勝っています。
ある意味、昨シーズンの主役たちが順当に始動したシーズン初日だったと言えそうです。


 
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