飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
あなたとハッピー
ニッポン放送ケータイ
飯田コージの外はおまかせ!
 
香港競馬通信
1月23日
今週末のもう一つのメインレース、センテナリースプリントカップ(HKG1)。
ホアオ・モレイラ騎手は去年に続いてこのレース連覇を狙っています。
パートナーは去年と変わりましたが、それにはワケがありました。

この直線1000mのHKG1、去年はアンバースカイとのコンビで制覇しました。
去年はこのレースを足掛かりに、ドバイに遠征しアル・クウォーツスプリント(G1)を制覇しました。
この世の春を謳歌したアンバースカイでしたが、その後は苦杯を舐めることになります。
12月の国際レースを前に、躓きが元で14日間調教を休む羽目になり、結局国際レースも回避。
その順調さを欠いた中間のために、今回の出走すら危ぶまれました。
そのことが、モレイラの乗り替わりにつながります。

「陣営がアンバースカイの出走を決めるよりも前に、リッキー・イウ調教師はボクに他の馬に乗ってもいいよと許可をくれたんだ。なぜなら、このレースは少頭数が予想されていて、アンバースカイが出走しなかったら他に乗る馬がいないということになるからね。アンバースカイがもし本調子なら非常に手強いと思うけど、ボクの乗るバンドルオブジョイもいいデキだよ」
と、モレイラ騎手は内幕を明かしてくれました。

デビッド・ホール厩舎のバンドルオブジョイは、10月に同距離同コースで行われたHKG3、ナショナルデーカップでアンバースカイを下しています。
その時の2頭の着差は3馬身4分の1。
とはいえ、この時はハンデ戦で、19ポンドのハンデ差がありました。
今回は、同斤での勝負となりますので、この時よりも差は縮まりそうです。

このレースで2着に入ったのが、バンドルオブジョイよりも1ポンドだけ重かったペニアフォビア。
この馬はその後、11月のジョッキークラブスプリントを勝ち、本番の香港スプリントでも2着に入っています。
一方のバンドルオブジョイは、ジョッキークラブスプリントで10着…。
ライバルとはだいぶ差がついてしまいましたが、JCスプリントは1200m戦。
バンドルオブジョイは全6勝のうち5勝を直線1000mで挙げている直線巧者。
得意の距離に戻った今回は、決して侮れません。
そのあたり、モレイラ騎手も、
「チャンスはあるよ!もちろん、ペニアフォビアは手強いけれど、どの馬にも平等もチャンスがあるとすればウチの馬にだってチャンスはある。いい枠さえ引けて不利さえなければ十分に戦えると思っているよ」

モレイラは今週月曜朝、芝800mの調教に乗り、ノーマネーノートークとの併せ馬で46秒6(24秒4−22秒2)。
その感触について、
「調教では3回乗ったんだけど、調子はいいよ。いずれの調教も外へ行ったけど、これは調子が良くなっている証拠だね。月曜の調教はとても良かった。満足しているよ」

出走馬の中には他にもモレイラ騎手とコンビを組んだ馬がいます。
去年3月、G1ドバイゴールデンシャヒーン(タペタ1200m)で見事勝利に導いたスターリングシティ(ジョン・ムーア厩舎)。
今回はネイル・カラン騎手とコンビを組みます。
「去年3月にドバイで勝って以来、この馬はちょっと残念な競馬が続いているね」
と、カラン騎手はここ5戦を振り返ります。
「直線1000mはこの馬にとってはちょっと短いかな。でも、ベストなデキなら少なくとも入着は十分にあり得るよ」

他にも、復権を目指す伏兵としては、このセンテナリースプリントを2012年、13年と連覇したイーグルレジメント。
さらに、昨シーズン香港の最優秀短距離馬に輝いたラッキーナインもエントリーしています。
センテナリースプリントは短距離3冠の香港スピードシリーズの第一戦。
ドバイに向けて香港代表スプリンターを選ぶ上でも重要な一戦となりそうです。


 
前のページ 最新のページ 次のページ
 
 
  ニッポン放送トップページ夜の番組ページ
Copyright © 2012 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.