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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 1月27日 |
香港の短距離三冠、香港スピードシリーズ第一戦、センテナリースプリントカップ(HKG1)は、上昇軌道を描く上り馬、ペニアフォビアが勢いを見せつけました。
トニー・クルーズ厩舎の新たなヒーローは、血統的に見るとちょっと短い直線1000mが得意。
昨シーズンはこの1000mにしか出走しないほど。
今回は辛くも短頭差、バンドルオブジョイを下しました。
ペニアフォビアは前々走G2ジョッキークラブスプリントを勝利し、前走12月の香港スプリントでは2着。
そして今回の勝利とこの勢いで、陣営は3月のドバイに狙いを定めています。
管理するトニー・クルーズ調教師も適性距離は1200mだと思っているようで、
「1200mのドバイ・ゴールデン・シャヒーンにエントリーしたよ。やっぱり、1000mよりも1200mの馬だと思っているからね」
ゴールデンシャヒーンは芝ではなくオールウェザーの馬場ですが、それも気にしていない様子です。
「このレースは左回りで香港とは逆だし、オールウェザーってのも関係ない。むしろ、1000mじゃない方が我々にとっては重要だね」
遠征については、陣営は行き先をすでに決めているようです。
さて、今回のレースぶりを見ていると、ペニアフォビアは直線1000mよりも長い距離の方がいいということが明らかでした。
ダグラス・ホワイトとのペアはゲートが開くとスムーズに1番枠から前へ。
セオリー通り、ホワイトは馬場のいい外ラチ沿いへ誘導します。
前では、去年の覇者でドバイのG1アル・クウォーツスプリントを勝った強豪、アンバースカイと、ホアオ・モレイラ鞍上のバンドルオブジョイとの先行争いとなりました。
ただ、アンバースカイは今回まさかのエントリー。
もともと、12月の国際レースを取り消し順調さを欠く中間の調教。
不安は的中し、ズルズルと後退。結局、8頭立ての最後方での入線となりました。
一方、バンドルオブジョイは直線残り450mまでは先頭を守って勝負所へ。
ペニアフォビアはホワイト騎手の剛腕に応え、2馬身後ろからぐいぐいと脚を伸ばします。
その伸び、その手ごたえをホワイト騎手は、
「直線の競馬で最内の1番枠ってのは厳しいんだけど、この馬はそんな問題を吹っ飛ばすだけの実力を持っているよ。残り150まではアンバースカイをマークしていたんだけど、そのアンバースカイの影に隠れてホアオ(・モレイラ騎手)の馬が伸びていたんだね。ボクは信じられなかった。そこにいたのか!って。だって、アンバースカイに競り勝ったらもう一頭敵が現れたわけだから。こっちは余力でさらに戦わなきゃいけなくなったからね。ただ、この馬は幸いなことに1200mの馬だから余力が豊富にあったんだね。だから、バンドルオブジョイを下すことができたんだよ」
ペニアフォビアは今回、1000mを55秒49で走破しました。
次はドバイ。今シーズン、各距離で新たなスターがその足元を固めています。
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