飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
3月 9日
毎年恒例の香港・マカオ交流戦。
今年も、昨日HKG3の香港マカオトロフィー(沙田・芝1400m)が行われ、ホアオ・モレイラ騎手鞍上のアルピナティがハンデ戦らしいゴール前の叩き合いを制して栄冠に輝きました。

直線入り口で不利を受けながらもその後盛り返し、先に抜け出した去年の勝ち馬スーパーライフラインを辛くも内から差し切っての勝利。
道中はマカオ勢を外に置いて馬群の中に封じ込められてしまいましたが、鞍上のモレイラ騎手は最内に勝機を見出します。
残り100mで何とか抜け出すと、そのままの勢いで後続を何とか短頭差しのぎました。
下馬したモレイラ騎手は、
「直線に向いて勝負所にかかったら外に出すことが全くできなかったんだ。
手応えは抜群だっただけに、このまま馬群に呑まれるのは歯がゆかったね。
でも、この馬は諦めなかった。闘争心のあるいい馬だね。
結果的にはいい勝ち方だった。直線5頭で叩き合っての勝利だから。
勝者と敗者は紙一重だっただけに、この勝利は大きいよ」

この勝利はモレイラ騎手にとって今シーズン7度目のグループ(G)レース勝利となりました。
勝ち時計は1分21秒62。
2着のピカチューとは短頭差、3着グルーズドリーム(短頭)、4着は半馬身差でスーパーライフラインとマルチビクトリーが同着という大接戦でした。

ムーア師にとってもこの勝利は格別で、アルピナティにとって香港移籍後初勝利であると同時に、厩舎を長年支えているオーナーの蕭百君氏にとっても今季初勝利となりました。
「蕭さんはウチの厩舎を長年支えてくれている大切なオーナー。それだけに今季初勝利をようやくプレゼントできてホッとしているよ。オーナーにはこの馬について、ダービーは狙わないってずっと言ってきたんだ。マイルより長い距離は厳しいと思っているからね」
と、ムーア師。
師にとっては3度目のこのレース勝利(2007年タイバー、2012年マジェスティックファルコン)でしたが、今回はハラハラしたようです。
直線入り口で前が全く開かなかったことについて、
「(先に抜け出した)スーパーライフラインとの差があれよあれよという間に開いて、本当に怖かった。こりゃ、スーパーライフラインが躓きでもしなきゃ勝てないと思ったよ。でも、そこから抜群の末脚で盛り返してくれた。それを見てちょっとホッとしたよ。最終的に捕まえきれなくても、アルピナティは毎回素晴らしい末脚を繰り出してくれるからね。今日もそうだった。運もあって今回は勝つことができたけど、この馬は堅実に賞金を稼ぐいい馬だよ」
「今回HKG3を勝てたのは重要なことだよ。実は来週のクイーンズシルバージュビリーカップにも登録していたんだけど、あそこは僚馬エイブルフレンドがいるから、勝つのは難しい。このレースを勝つことでレーティングも上がるだろうから、4月の重賞を目指して余裕を持った調整が可能になるね」
アルピナティの今後に期待を寄せる陣営。
ジョン・ムーア厩舎はタレントが揃っています。

一方、この勝利は鞍上のホアオ・モレイラ騎手にとってはこの日5勝のうちの1つでした。
すでに今季86勝を記録しているモレイラ騎手。
このままのペースで行けば、ダグラス・ホワイト騎手が持つシーズン最多勝114をついに更新するかもしれません。
なお、香港マカオ交流戦のマカオ側レース、マカオ香港トロフィーはマカオ・タイパ競馬場で来月18日土曜日に行われます。


 
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