 |
 |
 |
 |
| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
| |
 |
 |
香港競馬通信 |
|
 |
| 3月10日 |
今年から国際G1に昇格したクイーンズシルバージュビリーカップ(沙田・芝1400m)。
記念すべき節目の今年は、エイブルフレンドの独壇場となりそうです。
今や国際レーティングで香港馬最高峰のこの馬、管理するジョン・ムーア調教師もこの馬に関して語るときは饒舌です。
「この馬は最早スーパースターだからね。このレーティングを見れば、どの馬にとってもこの馬が大きな壁となって立ちはだかっていることがわかるよ。ボクらはいつでも、次が最後のレースになってもいいという覚悟でレースを決めているんだ。当然、勝つことを前提に仕上げているよ。今のところ、この馬は順調で挫折なく来た。今回も順調だし、当然勝てると思っているよ」
海外のライバル相手にも昨年末の香港マイル勝利でその実力を証明し、さらに同じく今年から国際G1に昇格した1月のスチュワードカップを勝つことで評価を確定させました。
この中間は、先週芝1000mで軽く追い、レース直前の追い切りでは主戦のホアオ・モレイラ騎手を背に1200mで1分19秒5(28秒6−27秒3−23秒6)。
ムーア師は、
「先週火曜はゲート調教が必要だったんだ。そこでちょっと刺激を受けて馬が変わってきたんだけど、土曜に軽めに追ったらさらに変わったね。これで、いい感触でレースに向かうことができるよ。最終追いは木曜かな」
エイブルフレンドにとって、この芝1400mは実績こそあれ2013年の11月以来の実戦。
近走はマイルを中心に、去年の香港ダービーでは2000mまで距離を延長して戦ってきました。
しかし、短距離特性がないわけではありません。
今シーズン初戦は芝1200m戦で、後の香港スプリント馬アエロヴェロシティと1馬身差の4着。
陣営も、久々の1400mも意に介さない様子です。
「1ハロン(200m)の距離短縮は心配ないよ。(今シーズン初戦以外にも)1200m戦といえばゴールドファンが勝ったレースでも競り勝ったことがあるしね。1200mから2000mまで器用にこなして、いつでも争覇圏にいる馬だよ。まさに、チャンピオンの風格だね。そもそも、今シーズン初戦の1200m戦は重め残りだったしね。万全なら勝てた競馬だった」
もう、手放しでほめちぎるジョン・ムーア師。
陣営にとって死角はなしといったところでしょうか。
一方、ムーア師の話にも出たゴールドファン。
こちらは去年のクイーンズシルバージュビリーカップ(当時はHKG1)の勝ち馬です。
前走は初の1200m挑戦、チェアマンズスプリントプライズ(HKG1)を差し切り勝ち。
今シーズン、マイルのレースではエイブルフレンドにあと一歩届かないレースが続いているゴールドファン。
リチャード・ギブソン厩舎のエースは、1400m戦で雪辱を期します。
他にも、過去2度香港年度代表馬に輝いた古豪、アンビシャスドラゴンも出走予定。
この馬は、2年前の2013年にこのレースを勝っています。
トニー・ミラード厩舎のエースも今や8歳馬。
前走スチュワードカップでは5着と健闘しました。
同じミラード厩舎からは、1月の香港クラシックマイル(HKG1)2着のディバインコーリングも出走予定です。
また、このレースは国際レースですから海外からの参戦もあります。
今回は、アイルランドのゴードンロードバイロンも参戦。
この馬は、フランス、イギリス、オーストラリアでG1を3勝。
香港・沙田の国際G1には4度参戦し、4着3回。
最近では、12月の香港スプリントでアエロヴェロシティの4着に入っています。
トム・ホーガン調教師にとって香港遠征は慣れたもの。
今朝は軽いキャンターで流し、本番に向け調整は順調なようです。
さて、実力馬といえば、ジョン・ムーア厩舎のG1ウィナー、ダンエクセル。
去年のこのレースでは2着に入っています。
G1多頭出しのムーア厩舎からは他にも、スチュワードカップの3着リワーディングヒーロー、さらにシークレットシャムも参戦します。
そして、スチュワードカップ2着のビューティフレイムもエイブルフレンドに対して雪辱に燃えています。
トニー・クルーズ厩舎の新星は先週の一週前追いで芝1000mを57秒04。
前走は逃げて最後に捕まえられましたから、今回はどう封じ込めるかが焦点になりそうです。
香港スピードシリーズ最終戦でもあるクイーンズシルバージュビリーカップ。
マイラーもスプリンターも参戦する1400mは毎回白熱します。
今年は海外勢も加わって、どういった競馬が展開されるのか?
今後の香港競馬を占う上でも見逃せないレースです。
|
| |
 |
|
|
 |
 |
 |
|
| |
|