飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
3月19日
日本ではゴールデンウィークが始まる4月末、香港では春の国際G1シーズンとなります。
昨日、その国際G1シリーズの1つ、クイーンエリザベス2世杯のエントリーが締め切られ、登録馬の発表がありました。
総勢61頭の登録があり、その中には去年の勝ち馬、香港のデザインズオンロームや、去年のドバイワールドカップ馬アフリカンストーリーの名前がありました。

去年から賞金が600万香港ドル上乗せされ、総額2000万香港ドルとなったクイーンエリザベス2世杯。
国際レースとなってから16回で6つの国と地域から勝ち馬が出たこのレース。
先日発表された世界のトップ100G1レースの中で、19位にランクインするまでに世界の競馬シーンで存在感を高めてきました。

香港代表の総大将、デザインズオンロームは、今や世界第3位のレーティングを獲得するまでの馬になりました。
去年の勝利のあと、さらに2つのG1レースのタイトル、香港カップと香港ゴールドカップを獲得しました。
一方、海外勢の最右翼は来週のドバイワールドカップで連覇を狙うアフリカンストーリー。
近走ではUAEドバイ・メイダン競馬場のG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3を勝っています。
また、一昨年2013年のこのレースを勝ったミリタリーアタックも参戦。
G1馬というと、アフリカンストーリーの勝ったG1で小差2着のプリンスビショップ(UAE)も名前があります。
ということで、61頭のエントリーのうちG1馬が18頭に上っています。

香港からは17頭がエントリー。
その中には先日香港ダービーを勝ったリューガーと、2着のゴットフライ、さらには国際G1を2勝した古豪、カリフォルニアメモリーや、同じトニー・クルーズ厩舎のブレイジングスピードが登録しています。

イギリスからは香港ではお馴染み、2012年の香港ヴァーズを勝ったレッドカドー。
さらに、ブリッツ、ユーロシャーリーン、ジャストザジャッジ。
ジャストザジャッジはここ3走北米で走っていて、G1勝ちもあります。
他にも、ヨーロッパからは11頭がエントリー。
その中には、去年のシンガポール航空国際カップ(G1・芝2000m)でダンエクセルの2着に入ったスモーキングサン(パスカル・バリー厩舎)の名前を見ることもできます。

オーストラリア勢ではクライテリオンを筆頭に12頭。
クライテリオンは香港カップでデザインズオンロームから1馬身差の3着。
同じデビッド・ヘイズ厩舎からは、先日14日にG1オーストラリアンカップ(芝2000m)を勝ったスピルウェイもエントリーしています。

続いてはこのレースを過去3回勝っている日本勢。
2002年と03年にエイシンプレストンで連覇しているのと、2012年にルーラーシップで制していますが、今回は12頭のエントリー。
筆頭は、有馬記念でジェンティルドンナと小差の2着、トゥザワールドです。
それから、アメリカからはサンタアニタのサンマルコスステークス(芝2000m)などG2を3連勝しているフィネガンズウェイク(ピーター・ミラー厩舎)などがエントリーしています。

これらエントリー馬の一覧をみて、香港ジョッキークラブのレース担当役員、ウィリアム・A・ネイダー氏は、
「クイーンエリザベス2世杯は、国際競馬のカレンダーの中でトップ20に入るレース。
今年のノミネートの一覧を見ても、それが良く分かるよね。
全61頭のうち、海外からは44頭がエントリー。
さらに18頭がG1ウィナーで、他にも30頭がG1入着か重賞勝利の経験がある」
と、顔ぶれの豪華さを強調しました。
その上で、
「デザインズオンロームは去年素晴らしい勝ちっぷりだったよね。
今回は層の厚い海外馬相手ではあるけれど、タイトルを守ってくれると思うよ。
海外勢と香港馬との激突は非常に楽しみだね。
そして、もう一つ楽しみと言えば、世代間の激突。
香港ダービーを勝ったばかりのリューガーが古馬相手にどんなレースを見せてくれるのかも見ものだね」
と、見どころ満載だと語りました。

なお、国際レースシリーズ第2弾、チャンピオンズマイルは5月3日日曜日に開催。
エントリーは今月23日月曜日に締め切られます。


 
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