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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 4月 8日 |
ドバイワールドカップ、高松宮記念と、先月の終わりは国際レース目白押し。
香港の有力馬もこれらのレースに多数参戦しました。
その分、この時期に行われる重賞は鬼の居ぬ間の何とやらで例年あまり注目されないんですが、今年は違いました。
今や押しも押されもせぬ香港ナンバーワンマイラーとなったエイブルフレンドが初春の遠征をせずに香港に居残ったからです。
昨日行われたHKG2、チェアマンズトロフィー(芝1600m)は案の定、エイブルフレンドの独壇場となりました。
「ベストの状態からは多少落ちていたけれど、それでもこの馬は十分に能力が高いからね。このレースの結果、改めて香港ベストホースだということを証明したね」
下馬した主戦のホアオ・モレイラ騎手は語りました。
今や世界の芝マイラーではNo.1となったエイブルフレンド。
今回は余力を残して1馬身4分の1の差をつけてのゴール。
勝ち時計は1分33秒76でした。
今シーズン国際G1を3勝しているジョン・ムーア厩舎のエースは、このレース2連覇となりました。
レースは、トニー・クルーズ厩舎のビューティフレイムが先行しました。
この馬、前走クイーンズシルバージュビリーカップ(G1・芝1400m)、前々走スチュワーズカップ(G1・芝1600m)ともにエイブルフレンドの2着に敗れた馬。
今回は何としても勝つという意気込みでハナを切ります。
一方、モレイラ騎手はエイブルフレンドを4番手に控えさせました。
「この馬は自分で最適なポジションに付けたんだ。その時点でレースをモノにしたようなもんだね。直線前が開いたんでボクがちょっと気合をつけたら、一気にトップスピードに上がって、あっという間に先頭に立った」
と、モレイラ騎手。
ここまでは順調だったんですが、そこから直線は思いの他厳しい戦いとなりました。
残り250m、なかなか先頭と差が詰まらず、モレイラは激しく追いました。
ようやく前を捉えたのは、ゴールの直前、3完歩か4完歩前。
ライバルのビューティフレイムは頑張り通しましたが最後に力尽き、今回もエイブルフレンドの軍門に下りました。
3着には同じジョン・ムーア厩舎のリワーディングヒーローが入り、さらに僚馬ダンエクセルが4着でした。
「今日の結果でさらに前途が開けたね。この結果はもちろん嬉しかったんだけど、今日の状態はベストではなかったね」
オーナーのコーネル・リー氏にとってこのレースは、2010年にエイブルワンが2度目のチャンピオンズマイル勝利の前にたどったのと同じローテーション。
エイブルフレンドの今後についてTVのレポーターに聞かれたときに、チャンピオンズマイル以降のレースについてはどこか海外に遠征することを明言しました。
どこへ行くかは、ロイヤルアスコットのクイーンアンS(1600m)なのか、日本の安田記念(1600m)なのか、シンガポールのシンガポール航空国際カップ(2000m)なのか、まだ議論の余地があるとしました。
一方モレイラはこの馬の今後について、一歩一歩積み重ねていくしかないと語っています。
「チャンピオンズマイルまでの数週間、このままのいい状態で行ってくれれば自ずと結果は出ると思っているよ。ボクも調教で乗って、この馬がトップなんだと証明する手伝いが出来ればと思ってる。12月には国際レースをすでに勝っているし、来月その際限が出来ると信じているよ」
ちなみに、この勝利は管理するジョン・ムーア調教師にとっては過去10年で5度目の勝利。
2006年アートトレイダー、2010年エイブルワン、2012年アドミレイション、2014年と15年エイブルフレンドです。
しかし、今日は調教師が不在でした。
毎年この時期は、オーストラリアのイースターイヤリングセールに行っているのです。
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