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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 4月10日 |
今月末行われる春の国際レースシリーズ第1弾、クイーンエリザベス2世杯(G1・芝2000m)。
その出走13頭が昨日、香港ジョッキークラブから発表されました。
地元の競馬ファンは、去年の年度代表馬、デザインズオンロームの連覇に期待をかけますが、相手関係を考えると決して簡単なハードルではなさそうです。
去年から600万香港ドル上乗せされて、賞金総額2000万香港ドルになった今年のクイーンエリザベス2世杯。
先日発表された世界のトップ100G1レースの第19位にもランクインしていて、世界の競馬カレンダーの中でも近年その存在感を増しています。
「クイーンエリザベス2世杯は世界のG1レーストップ20のレースであり、今年のメンバー13頭もいずれ劣らぬ高いレベルの馬たちが集まったね。香港からは、過去2年の勝ち馬、デザインズオンロームと一昨年のミリタリーアタックが参戦するけど、2頭とも芝2000mのカテゴリーで世界最高レベルの馬。海外からも、この2頭に引けを取らない馬が参戦してくれて、きっとエキサイティングなレースになるだろうね」
と、メンバーを発表した香港ジョッキークラブのレース担当役員、ウィリアム・A・ネイダー氏は語りました。
香港勢をまずざっとご紹介すると、ディフェンディングチャンピオンのデザインズオンロームと、ミリタリーアタック。
さらに、ブレイジングスピードと、ベテラン、カリフォルニアメモリーが出走します。
一方、海外勢はまず日本のステファノスが日本勢としては3頭目のQEⅡ制覇を狙います。
また、去年12月の香港カップでデザインズオンロームの3着に入ったクライテリオン。
オーストラリア勢初のQEⅡ制覇なるかというところです。
また、香港ヴァーズを勝ったレッドカドー(イギリス)。そして、スモーキングサンがフランス馬としては1999年のジムアンドトニック以来の制覇を狙います。
QEⅡの歴史の中で、国際G1に昇格した2001年以来日本馬の制覇は2012年のルーラーシップと、2002、03と連覇したエイシンプレストンの3回。
今回出走のステファノスは去年の皐月賞5着。G3の富士S(1600m)で重賞初制覇を果たしています。
前走中山記念(G2・芝1800m)では、去年のオークス馬ヌーヴォレコルト、一昨年の皐月賞馬ロゴタイプの0秒2差の3着。実力は保証済みです。
クライテリオンは去年の春、3月のローズヒルギニーと4月のオーストラリアダービーとG1を2連勝。
そして、去年の香港カップでは1馬身差の3着と国際レースでも実績があります。
デビッド・ヘイズ厩舎のこの馬、香港カップの後G1レース2度出走し、どちらも入着。
そのうち前走は、日本のリアルインパクトの短頭差2着に食い込んだジョージレイダーS(芝1500m)があります。
イギリスのレッドカドーは香港の競馬ファンにとってもお馴染みの馬。
エド・ダンロップ厩舎のベテランは2012年の香港ヴァーズを勝っていて、他にもアジア遠征では良績があり、G1メルボルンカップ(3200m)で2着3回、G1ドバイワールドカップ(2000m)でも2着に入った実績があります。
また、フランスからはパスカル・バリー厩舎のスモーキングサン。
去年地元でG2を勝ち、5月にはシンガポール・クランジ競馬場のG1、シンガポール航空国際カップで香港のダンエクセルの2着に入っています。
一方、香港馬。まずはデザインズオンロームが連覇を狙いますが、3月のドバイ・メイダン競馬場のG1、ドバイシーマクラシック(芝2410m)での挫折(4着)からの巻き返しが必要です。
もし勝てば、国際レースになってから史上3頭目の2勝となります。
2002、03年のエイシンプレストン、2007年、10年のビバパタカ以来の快挙となるわけです。
ジョン・ムーア厩舎の大エースはすでに今季G1を2勝。
香港カップと、香港ゴールドカップを勝っていて、さらに沙田芝2000mでは5戦4勝と大得意。
まさに、地元の総大将として海外馬を迎え撃ちます。
続いてミリタリーアタック。一昨年2013年はこのレースを勝って香港の年度代表馬に駆け上がりました。
キャスパー・ファウンズ厩舎のベテラン7歳馬は、今シーズンも力の衰えていないところを見せています。
2つの国際G1タイトルを誇る古豪は、香港ゴールドカップで勝ったデザインズオンロームから短頭差2着。
ビバパタカ以来の、2年以上空けてのQEⅡ制覇を狙います。
そのミリタリーアタックを去年11月のジョッキークラブカップ(G2)でアタマ差下したのがトニー・クルーズ厩舎のブレイジングスピード。
この厩舎からは、2011年12年に香港カップ連覇の古豪カリフォルニアメモリー、さらに去年の香港カップで2馬身差5着のヘレンスーパースターも参戦します。
また、香港からはさらに2頭、今後を嘱望される若手も出走。
アンドレアス・シュッツ厩舎のパッキングアラギブは今シーズン、ササレディースパース(HKG3)を制覇。
今回は初めての2000mチャレンジとなります。
また、ヘレンハッピースターは4歳の若駒。
ジョン・ムーア厩舎のイギリスからの移籍馬は、今年3月の香港ダービーでリューガーの4着。
今回は世界の一線級相手にどこまで戦えるかの試金石となります。
また、香港からはさらに、ミスターニョッキとセイムワールドもジョン・ムーア厩舎からQEⅡに出走予定です。
「1995年以来、クイーンエリザベス2世杯は常に世界レベルの出走馬を誇ってきた。それは、今年も例外ではないね。」
と、ネイダー氏。
「デザインズオンローム、ミリタリーアタック、レッドカドー、クライテリオン。
これらの馬たちが世界レベルであることはもう説明の必要がないと思う。
この馬たちが一堂に会するということがもうエキサイティングだし、非常に楽しみなレースとなるよね。
さらにスリリングなのは、日本からも前途のある馬の参加を得られたからね。
エピファネイアといえば去年のこのレースの出走馬(4着)でその後ジャパンカップを勝った馬だけど、今年の出走馬ステファノスも同じ勝負服、同じオーナー。
まだエピファほどのレベルには達してないけど、今年初戦は強い相手に善戦しているからね。
このメンバー相手でもそん色ない潜在力があると思うね。
今年のメンバー13頭を見渡しても、世界のトップレベルのG1といって恥ずかしくないレベルを揃えたなという感じがするね」
4月26日の本番まで2週間余り。
これから香港の競馬ファンは徐々にヒートアップしていきます。
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