飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
6月 2日
押しも押されもせぬ香港のNo.1ホース、エイブルフレンド。
いよいよイギリス、ロイヤルアスコットへの遠征の旅に出ます。
今朝、出発前のバリアトライアルに臨み、状態の良さをアピールしました。
2週後のG1クイーンアンS(芝1600m)に向けて調教を続けているエイブルフレンド、出発は今週土曜日ということで、今朝は地元での最終追い切りということになります。
今朝は、主戦のホアオ・モレイラ騎手を背に、管理するジョン・ムーア調教師が見つめる中での調教でした。
今や世界トップタイの国際レーティングを誇る愛馬のデキに、ムーア師は満足だったようです。
「今は85%〜90%のデキだね。
2週後の本番をにらんで、前走と同じようなプロセスをたどっているんだ。
今朝の調教にも非常に満足しているよ。
地元での調整はこれでおしまい。あとはイングランドに着いてからということになるけど、いい感じだよ」
と、ムーア師は語りました。

今朝の沙田芝コース1600mでのバリアトライアル、エイブルフレンドは8頭立ての最後方を追走。
気分よく道中を走り、直線に向いてスタンド側の大外から末脚を伸ばします。
鞍上モレイラは持ったままでも馬の行く気だけで一気に差を詰め、ゴール板では小差で2番手ゴール。
先頭でゴールしたパッキングアラギブから短頭差、時計は1分37秒74でした。

「いい感じだったね。ダメな振る舞いは一つもなかったし、道中の様子も抜群だったね。
今回は目を見張るような大差をつけたわけじゃないけど、それが良かった。
100%のデキが必要なのはまだまだ先だからね。
おそらく、イギリスではチャンピオンズマイルと同じかもっといいデキでレースに臨めると思う。
あとは何より無事に着いてくれることを願うのみだね。」
と、下馬したモレイラ騎手はコメントしました。
モレイラが今一番関心を持っているのは、アスコットの直線1マイル(1600m)がこの馬にとっていいのかどうかというところ。
さらに、地球半周の移動、21時間の乗り換え時間を乗り越えての遠征で、実力を最大限発揮できるかということです。
モレイラ自身は、この馬の個性、すなわち新しい環境に対しての順応性の高さがあるのであまり心配していないようですが…。

「この馬は何と言っても素直。鞍上で新しいことを教えようとすると、素直にした立ってくれるんだ。頭のいい馬だよ。そして、プロフェッショナル。前向き。ボクは、この馬にとって香港から初めての長距離移動というところが唯一心配なところなんだけど、同時にこの馬ならきっとこなしてくれると思ってもいるんだ。何と言ってもプロだからね。状態もいいし、ボクは楽観視しているよ」
一方、モレイラは相手関係については全く楽観視していません。
たとえば、フランスのソロウ。
3月にはG1ドバイターフ(1800m)を勝っています。
「ソロウのドバイでの勝利を見ると、ウチの馬にとってこの馬がライバルの最右翼だね。ただ、他の馬も全く侮れない。と同時に、やっぱりボクはエイブルフレンドに全幅の信頼を置いているんだ。いい馬だし、きっとやってくれると思うよ」
モレイラ騎手は、最後は期待を口にしました。

今回のトライアルはもともと予定されていたものではありませんでした。
クイーンアンSへの最終調整としてムーア師が要請し、ジョッキークラブがそれに応えて編成したということで、ムーア師はジョッキークラブへの謝意を明らかにしました。
「このマイルのトライアル、ジョッキークラブに感謝したいね。クイーンアンSというこの馬にとっての大目標に向けて、今回のトライアルは状態を見て最終的なゴーサインを出すのに必要不可欠だったんだ。あとは、クールダウンした後軽い運動でどういう状態だかを見たいね」
と、ムーア師。
ロイヤルアスコットに向け、視界は良好です。


 
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