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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 7月13日 |
2014/15シーズンが終了しました。
昨日、最終開催日を終えて各種記録も確定しています。
今シーズンは、ジョン・ムーア調教師がリーディングトレーナー、そしてホアオ・モレイラ騎手がチャンピオンジョッキーに輝きました。
最早、香港域内で知らぬものはいないというチャンピオンジョッキー、ホアオ・モレイラ。
今シーズンの勝ち鞍は実に145勝。
昨シーズンのチャンピオン、ザック・パートン騎手に50勝の差をつけ、完勝でした。
「香港でチャンピオンジョッキーになるのはまさに天にも昇る気持ちだね。オーナー各氏や調教師の皆さんの素晴らしいサポートがあったからこそこの記録を達成できた。感謝したいね」
と、この日のメインレース、クラス1の沙田マイルトロフィーをコンテントメントで勝った後、勝利ジョッキーインタビューで饒舌に語りました。
この日もモレイラは絶好調。
1レースをバンブーダンス(デビッド・ホール厩舎)で幸先よく1勝した後、第6レースをゴーサンディーゴー(デビッド・ホール)、メインレースと軽々と勝ち、最終レースもサンジュエリーで勝って1日4勝しています。
「今シーズンはまさにおとぎ話のようだったね。本当に、これ以上ないシーズンだった。でも、これで満足ではないよ。ボクは常に次シーズンを楽しみにしているんだ。もっと上手くなれるってずっと思っている」
モレイラのチャンピオンに向けての歩みと並行するように、ムーア師も着々と勝ち鞍を積み重ねていきました。
最終日を迎えて、2位のジョン・サイズ調教師とは7勝差。
この日は11レースが予定されていましたから、これはもう優勝を決めたような大差でした。
そして迎えた第4レース、ミスターアワードハンデ(1200m)。
ムーア厩舎のミッドナイトラトラーがジェラール・モッセの手綱でクビ差勝利。
この日は4勝の固め打ちだったモッセ騎手。この勝利は前のレースから続く3連勝の2勝目となりました。
「これで決まったね!(2位のジョン・サイズ師と)8勝差になったけれど、今日はあと7レース。ボクらが2014/15シーズンのリーディングトレーナーになったんだ!」
と、ムーア師。さらに、
「今シーズンは本当に記憶に残るシーズンだよ。それは、エイブルフレンドがいたからだけじゃないんだ。他の我が厩舎所属馬たちが活躍してくれたからこそ、この成績を達成できたんだからね」
と、所属馬たちを称えました。
また、厩舎スタッフにも感謝の言葉を述べています。
今シーズン、合計70勝を上げ、総獲得賞金は1億3993万8246香港ドルとなり、これはシーズン記録を更新しました。
「非常にタフな戦いだったけど、厩舎に帰れば我々のスタッフが常に101%の献身を見せてくれて、それに勇気づけられた。また、オーナー諸氏、そして死力を尽くして騎乗してくれたすべてのジョッキーにも感謝申し上げたい」
1985/86年シーズンに開業したムーア師は現在65歳。
この日の開催をもって定年となり引退することになります。
ただ、この定年というのも、ムーア師を意識して2013年の6月に見直されたもので、ひょっとするとムーア師はさらに現役を続けるかもしれませんが…。
「今シーズン、総獲得賞金記録を更新し、リーディングトレーナーとなって引退するということを考えると、ジョッキークラブの裁決委員たちに感謝したいね。本来引退するはずだったところで規約の変更があってさらに2,3年の猶予を貰ったからこそ、こうしてもう一度リーディングを獲ることができたわけだから。もちろん、機会があれば今シーズンの記録をさらにもう一度塗り替えるのもやぶさかではないけどね」
最後は、現役生活に未練を見せるようなところもありました。
ムーア師はこの日2勝でシーズンを終えています。
第10レースのクラス3、エントラップメントハンデ(1400m)をコロッサスで勝ちました。
この馬は3歳馬で、来季の4歳クラシック戦線を嘱望されている素質馬です。
この日はネイル・カラン騎手を背に小差ながら競り勝ちました。
ヴィンセント・ホー騎手は第2レースをゴールデンガナーズで勝利。
これにより今シーズンの勝ち鞍を33に伸ばし、新設された地元出身フリー騎手リーディングの賞を獲得しています。
第8レースの前にパドックで表彰式が行われたんですが、この日一番の大声援を浴びていました。
また、この日、今シーズンの最注目海外馬の発表も行われました。
これはファン投票で選ばれるもので、香港で走ったかどうかは問われません。
今年はヨーロッパの実力馬ソロウが全体の29%の得票を集めて表彰されました。
3月にドバイターフ(G1)で2着のザグレイギャッツビーに4馬身差をつけて完勝したというところが評価されたようです。
また、香港のファンにとっては先月のロイヤルアスコット・クイーンアンS(G1)でエイブルフレンドが全く歯が立たなかったという記憶が鮮明に残っていたというのも大きかったのではないでしょうか?
130周年の今シーズン。記録尽くめのシーズンでした。
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