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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 10月 5日 |
キャリア最高の勝利だったアメリカでの国際G1制覇から1年。
リッチタペストリーは昨日、日本で2つ目の国際G1タイトルに挑みましたが、残念ながらその試みは成就せずに終わりました。
2014年にダートの国際G1サンタアニタスプリントトロフィーを勝った香港代表スプリンターは芝のスプリント戦、G1スプリンターズS挑戦もストレイトガールに屈しました。
最内1番枠に入ったリッチタペストリーには、戦前予想された通り厳しい戦いが待っていました。
アメリカでは香港所属馬として初めてアメリカ本土でG1勝利しましたがその時はダート。今回は芝ということで、どうやら勝手が違ったようです。
さらに、今回は初めてコンビを組むクリストフ・ルメール騎手が鞍上。
ルメールはゲートを出てからすぐ、馬群の中に控えます。
先手を奪ったのはハクサンムーン。
さらに運悪く、外枠の各馬が先団に殺到。リッチタペストリーは馬群の中に包まれてしまいます。
前が開かずにズルズルと順位を下げ、15頭立ての8番手の内を進むことになってしまいました。
結局、この時に付けられた差を挽回することが出来ず、前が開いたのは最後の200mまで来てから。
そこから差を詰めますが、まさに後の祭り。
勝ち馬から1馬身半差、掲示板に載る5着との差はわずかアタマ差の6着に終わりました。
「枠順に良さを完全に消されたね」
管理するマイケル・チャン調教師は意気消沈して声を絞り出しました。
「ジョッキーの位置取りも思ったよりもちょっと後ろ過ぎたかな。最内の1番枠だし、前に行け、そして前で直線に入ってから一息入れろ指示したんだけどね…。残念ながら外からどっと馬が来て、思いの外後ろに位置取る羽目になっちゃった」
去年の香港スプリント(G1・芝1200m)でエアロヴェロシティの3着だったストレイトガールはG1ビクトリアマイルに続くG1制覇となりました。
2着のサクラゴスペルとは4分の3馬身差。
そして3着にはそこからクビ差でウキヨノカゼが入りました。
藤原厩舎のトップスプリンターは、直線馬場の真ん中を戸崎騎手の激励に応えて力強く抜け出し、1分8秒1の勝ち時計で栄冠に輝きました。
レース後藤原師は、12月にストレイトガールが香港に遠征し、去年敗れたエアロヴェロシティに雪辱を期すと明言しました。
リッチタペストリーも同じ香港スプリントに出走予定ですから、ここで再び会いまみえることになります。
「香港に帰って、状態が許せば香港スプリントに出たいし、その後はドバイに遠征するつもりだよ」
と、チャン師はリッチタペストリーの今後について話しました。
「馬そのものはいいレースをしてくれたと思う。序盤の不利がなければ、3着までには入れたと思う。もうちょっと運が味方してくれればなぁ…」
この日の中山競馬場には38000人を超える観衆が集まり、グローバルスプリントチャレンジ第8戦を見つめました。
このグローバルスプリントチャレンジの最終第10戦が12月13日、香港・沙田競馬場で行われる香港スプリントです。
香港のエーススプリンターと目されるエアロヴェロシティは、スプリントチャレンジ対象レースを年間3勝すると獲得できる100万米ドルのボーナスがかかります。
すでにG1高松宮記念とG1クリスフライヤー国際スプリントを勝っていて、ボーナスに王手を掛けています。
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