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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 12月 4日 |
香港国際レースに向けて、海外勢が続々と香港入りしています。
オーストラリア・シドニーからはルシアヴァレンティナとプリファーメントが今週火曜日の早朝に到着しました。
それぞれ管理するクリス・リース調教師とクリス・ウェラー調教師にとって、今回が初めての香港遠征となります。
とはいえ、香港が初めてなだけで海外遠征自体に慣れていないわけではありません。
13日の本番に向け、両氏ともに非常に楽しみにしています。
実はリース師はかつて2頭の馬を香港に連れてきたことがあります。
ただ、それは調教師としてではなく、父であるマックス師の片腕としての来港でした。
一方、ウェラー師は今年6月のイギリス・ロイヤルアスコット開催、ダイヤモンドジュビリーSにブレイゼンビューを出走させ、驚愕の2着を演出するなど海外遠征もお手の物です。
リース師がかつて香港に連れてきた2頭は、1996年のクイーンエリザベスカップ8着のポテンシャルスターと、1998年香港国際カップ9着のコーポレートジェームス。
今回はルシアヴァレンティナで雪辱を期しますが、輸送は順調そのものだったようです。
「この馬はオーストラリア国内の輸送でも非常におとなしくて順調なんだ。ボクらスタッフの手を全く煩わせない、いい子だよ」
と語るリース師。
「飛行機の中でもよく水を飲んでいたし、落ち着いていた。到着してからもいい雰囲気だもんね。先週土曜の出発前にコースで追っているから、調子は維持しているよ。もうしばらくは馬に楽をさせて落ち着かせようと思う。そもそもある程度仕上がっているから、さほど追う必要もないしね」
と、馬の状態の良さをアピールしました。その上で出走する香港カップについては、
「走っても何ら不思議ないと思うけどね。これまでも世界のトップクラスの馬たちと戦ってきたし、確かにタフな相手関係だけどこの距離は得意だから。争覇圏の一頭だと思うよ」
ハミルトン・サウスというシドニーから北へ160キロの場所で小さな厩舎を開業しているリース師。
そこから8度G1を制しているということで、その手腕には定評があります。
調教師は月曜に来港予定。
それまでは厩舎の助手トップのマルコム・オラートンが切り盛りしています。
「こんな素晴らしいレースに招待いただき、とても光栄だよ。とてもとても楽しみだね」
と、意気込みを語るリース師。
ルシアヴァレンティナにはダミアン・オリバーが騎乗予定。
もう一頭のオーストラリア馬、去年3着のクライテリオン(デヴィッド・ヘイズ厩舎)とともに豪州馬制覇を目指します。
一方のウェラー師はニュージーランド生まれ。シドニー近郊で開業しています。
2010年からはオーストラリアの調教師ランキングの常連。
今回は香港ヴァーズにプリファーメントで挑みますが、ここまでは順調のようです。
2008年のドンカスターハンデをトリプルオナーで制し、初G1を飾ったウェラー師。
今シーズンは開始4か月ですでにG1を10勝。
ここ3年はG1を14勝、8勝、9勝と来ていて、今回は海外遠征でのタイトルを重ねるべく虎視眈々です。
師にとって、前走11月3日のメルボルンカップは痛恨事でした。
不運が重なり勝てるレースを落としたということで、今回は馬の実力を証明しようと鼻息が荒く、先週土曜ローズヒルでの公開調教では見事なギャロップを披露しました。
「レースではこの馬の末脚が生きる展開になってほしいね。前走からちょっと間が開いているから、切れ味は増していると思うよ」
と、ウェラー師。続けて、
「前走から調子は維持しているけど、香港に到着後レースまでに一度強く追う必要があるかもしれない。ヴァーズの2400mはこの馬の得意距離だし、十分チャンスがあるんじゃないかな」
オーストラリアから香港へ輸送されてきた馬はもう一頭いて、それがフランス馬ながら前走オーストラリアで出走したゲイロチョップ。
オーナーがオーストラリア人ということで、フランスのシーズンオフにまずは豪州遠征をしたわけですが、フレミントン競馬場の同じ2400m、マッキノンS(G1)を10月に勝っての香港入りです。
マネージングオーナーのテリー・ヘンダーソン氏は、
「馬の調子はいいよ。オーストラリアはこの馬の水に合っていた。先週土曜にいい調教が出来たから、フレッシュだし見た目にも調子良さそう。今の状態に陣営一同満足しているよ。願わくば、香港でも存在感をアピールしてもらいたいね。それに、フランスで乗ってもらって勝った経験のあるクリストフ・スミヨンの騎乗が決定したのも大きいね。非常に楽しみだよ」
と語りました。
香港競馬とは非常につながりの深いオーストラリア。それを象徴するようにトップホースを送り出してきています。
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