飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
あなたとハッピー
ニッポン放送ケータイ
飯田コージの外はおまかせ!
 
香港競馬通信
12月17日
さぁ、いよいよ香港国際レースもメインの香港カップの紹介を残すのみとなりました。
賞金総額2500万香港ドルの香港カップ。
こちらは日本代表馬がアッと驚く番狂わせを演じ、香港の競馬ファンを唖然とさせました。
戦前、10戦8勝という成績とはいえ、エイシンヒカリはG1を勝てるかどうか大いに疑問視されていました。
特に、2000mのG1で距離が持つのかが言われていました。

しかし、今回の勝利はそれらの疑問を吹き飛ばして余りあるものでした。
前走天皇賞秋9着から香港に遠征してきたダークホースは、武豊騎手を鞍上に11番枠からの発走。
すぐにハナを切ると、最初の2ハロンを26秒17というゆったりとしたペースで入ります。
そこから徐々に、後ろに気づかれないようにペースを上げていき、2Fごとのラップで23.47−23.75−23.59−23.62と平均ペースを刻んでいきました。
結局、他馬に一度も影を踏ませずに行った行ったでそのままゴール!
勝ち時計は2分00秒60。2着には同じく日本代表のヌエヴォレコルト、3着には香港のブレイジングスピードが入りました。
武ジョッキーにとっては2001年のヴァーズ、ステイゴールド以来2度目の香港国際レース制覇。
管理する坂口正則調教師にとっては初制覇となりました。

「調子も良かったし、いいレースが出来そうだと密かに自信を持っていたんだ」
と、レース後の武豊騎手。続けて、
「この馬は気性に難があるんだけど、いいデキだったしチャンスはあると思ってた。今回の香港遠征はこの馬にとって非常に大きなチャンスになったね」
と、この勝利の大きさを語りました。

日本調教馬の香港カップ勝利は、2001年アグネスデジタル以来。
この香港国際レース全体で、記念すべき10回目の制覇となりました。
ちなみに、前のレースで9頭目となったのが香港マイルを制したモーリス。
王手をかけてすぐに達成というわけですね。
管理する坂口調教師は、
「いつもはきかないところがある馬なんだけど、今日はいつもと比べてかなり落ち着いていたね。だから今日は、この馬の才能が開花するんじゃないかって思ってたんだ」
と話し、今後については、
「まずは、いい正月休みに入れるんじゃないか?」
と記者団を煙に巻きました。

一方、今回の香港国際レースですでに2つのトロフィー(香港ヴァーズ・ハイランドリール、香港マイル・モーリス)をせしめたライアン・ムーア騎手。
このレースでは日本のヌエヴォレコルトに騎乗し惜しくも2着でしたが、馬の頑張りを称えていました。
「この仔はレーティング評価がたった112ポンドだったけど、それは間違いだったね。見くびられていたよ。爆発的な末脚を見せてくれて、ボクは嬉しいよ。今日に関しては、勝ち馬が強すぎたね」

さらに掲示板を見ると、去年の勝ち馬、連覇を狙ったデザインズオンロームは4着に敗れました。
「この馬の走りには満足しているんだけどね」
と、下馬してきたホアオ・モレイラ騎手は語りました。
「速いペースの中でボクらは後ろから進んだんだけど、前が止まらなかったね。この馬なりに頑張ってくれて、ボクは満足しているよ」


 
前のページ 最新のページ 次のページ
 
 
  ニッポン放送トップページ夜の番組ページ
Copyright © 2012 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.