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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 6月 2日 |
香港競馬の2015/16シーズンは終盤へ向かっています。
すでにすべてのG1レースを終えていて、一線級の馬たちは休養に入るか遠征するかしています。
勢い、競馬ファンの興味も遠征馬が出走する海外のレースに向かうわけです。
香港では独自に海外レースの馬券も発売されていて、独自のオッズを算出しているので、こちらの傾向を見てみると日本のオッズとの違いが際立って面白いかもしれません。
今週末、日本の東京競馬場で行われるG1安田記念もそんな、香港の競馬ファンが注目する海外レースの一つ。
今年はチャンピオンズマイルの1着2着がそのまま出走するということで、詳しく報道されています。
特に紙幅が割かれているのが、チャンピオンズマイル2着、香港代表のコンテントメント。
2006年のブリッシュラック、2000年のフェアリーキングプローン以来、香港代表として3頭目の安田記念制覇を目指しています。
ここ10年勝った馬がいないだけに、今回マイル戦線の一線級を久々に投入し必勝態勢です。
ただし、チャンピオンズマイルで負けたのは、日本最強マイラー、いや、今や間違いなく世界最強の一角、モーリス。
このモーリスが安田記念でも超えるべき壁ということで、モーリスの動きもコンテントメントと同じくらい大きく報じられているのが面白いところです。
今朝の追い切りでは、管理するジョン・ムーア調教師とオーナーのベンソン・ロー氏が揃って視察。
抜けるような青空の東京競馬場のスタンドで、愛馬がほぼパーフェクトなデキであることを確認しました。
角馬場で6周ほどのウォームアップの後、ダートコースへ。
初体験のコースの感触を確かめるようにゆっくりとしたギャロップで体を動かし、その後1周キャンターでやや強めに追いました。
「普段からあんまり強い調教はしないし、普段からダートを使っているからね。だから、今朝もダートコースに下したんだ」
と、サイズ師。続いて、この中間については、
「検疫厩舎では2度ほど追うことができて、そして今朝。ゆっくりとしたギャロップだよ。レースに向けていつも通りのルーティンで、すべて予定通り順調。いいレースをしてくれるんじゃないかな」
と、出来には満足の様子でした。
サイズ師は火曜日の午後に東京入り。そのまま厩舎に直行しました。
10日前に香港を先に出発していた愛馬の状態が気になったようです。
しかし、それも杞憂に終わり、今年のクイーンズシルバージュビリー馬コンテントメントは7度チャンピオン調教師を取ったサイズ師を大いに喜ばせました。
「いい状態だよ。検疫厩舎に入った当初は多少体重を落としていたんだけど、もうすでに戻しているみたいだね。今朝の状態も素晴らしかった。飼いの食いもいいし水も飲んでるし、いい状態をキープしてくれているみたいだね」
今回の日本遠征は、コンテントメントにとって、2014年にオーストラリアから香港に移籍して以来初めての海外遠征となります。サイズ師にとっては8度目の安田記念挑戦。
2008年にはアルマダで2着に入ったのが最先着。
この時は、香港でも名の知れたウォッカの2着だったということで、今回もその時同様日本の最強マイラーが師の前に立ちはだかるわけです。
サイズ師は、コンテントメントが慣れない環境でも落ち着いていることを強調しています。
「この馬はとてもいいトラベラーで印象的だよ。何と言っても気性が良い。つまり、落ち着いているってことさ。どんな馬でも多少は気性面で難があるものなんだけど、コンテントメントにはそれがない。常に気のいい馬なのさ。今シーズンは当初から今まで使い詰めで来ているけど、疲れは見せないしね。願わくば、この一戦もう一度だけいい競馬をして、多少なりとも賞金を稼げればいいね」
最後は冗談めかしながらも自信を見せました。
一方、モーリスについても非常に細かく報じられています。
何と言っても前2走が12月の香港マイルと5月のチャンピオンズマイルと、2走とも香港での出走。
もはや香港の競馬ファンにとっては半分香港馬くらいの注目ぶりです。
記者も決して100%のデキではないことを指摘。
1000mを67秒台、上がりの200mを12秒4では多少物足りないとしています。
管理する堀調教師にも直撃を試みるも、師は僚馬デュラメンテの調教を見るために足早にスタンドを後にし、仕方なく渡辺助手の話を聞くあたりの報道陣の動きまで詳しく報じています。
渡辺助手は、
「5ハロン(=1000m)を流して、上がり3ハロン(=600m)を少し強めに追った。そんなに強く追う必要はないから、イメージ通りだよ。もう一週あれば100%のデキに戻っていた。今は80〜90%のデキかな。もちろん、日曜には十分戦えると思うけどね。戻ってきて最初の週はかなりピリピリしていたけれど、今週になっていつもの気性に戻ったよ」
と話しました。
香港の競馬ファンは、モーリスVSコンテントメントの一騎打ちを期待しているようです。
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