やっとまた逢えた・・・!
先月7月31日、映画「シン・ゴジラ」を観に行きました。
2014年にギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA」が公開されましたが、日本産のゴジラは「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりです。
「ゴジラ FINAL WARS」を観た直後の私は、「もうゴジラ映画が制作されることはないのかな・・」と、寂しい気持ちになったのを覚えています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は「特撮作品」が大好きです。
特撮好きに目覚めたのは「ゴジラ」がきっかけでした。
初めてのゴジラ作品は、「ゴジラ対モスラ」・・・私が小学2年生くらいの時で、テレビで放送されていた映画をたまたま見ました。
その時は、単純に「ゴジラかっこいい!」「モスラかわいい!」という感想だったのですが、そこからどんどんハマッていき、お小遣いをためて「ゴジラ図鑑」を買いました。
暇さえあればゴジラ図鑑を眺めて、色々なゴジラ映画があることをそこで知りました。そこから次々とレンタルをして鑑賞して・・・映画館にも通って新作を観ていました。
気づけば、大学の卒業論文のテーマまで「ゴジラ」!!
(ゴジラコレクションの一部です)
ゴジラ映画の初作は、1954年の「ゴジラ」
そうなんです・・・ニッポン放送と実は同い年!
日本のゴジラは1954年の「ゴジラ」から2004年の「ゴジラ FINAL WARS」まで28作品作られているのですが、
1954年~1975年までの作品を「昭和シリーズ」、1989年~1995年を「平成シリーズ」、1999年~2004年を「ミレニアムシリーズ」と言われていたりします。
昭和から2000年以降にわたって本当に長く愛されていますよね。
この28作品という歴史の中で、ゴジラはその存在を変化させてきました。
1954年の「ゴジラ」は、
東京の街を破壊し、決して人間とは相容れない「怪獣」として描かれています。
そんな街を破壊する悪者としてのゴジラは、1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」でモスラに説得されて、地球を守る怪獣になり、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」では、ゴジラの息子・ミニラが登場し、ゴジラが親としての一面を見せます。
このブログのご覧になっている皆さんの中には、好きなゴジラがいる方もいらっしゃると思います。
ちなみに私の母は、ミニラが登場する「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」が好きです。
私は「どの作品が一番好きなの?」と聞かれてしまうと、1954年の「ゴジラ」を挙げます。
ゴジラの原点であることはもちろんですが、
ゴジラの不気味なフォルム、街を破壊するシーン、細かすぎる素晴らしいジオラマ、伊福部昭先生の音楽、当時を生きていた人の心境や記憶が伝わってくるセリフの言い回し、最後まで心が痛む三角関係の人間ドラマ・・・全てが魅力的なんです。
今回公開された「シン・ゴジラ」
実はオープニングから泣きそうになりました。(早い!早すぎる!)
といいますのも、初作をオマージュした「シン・ゴジラ」の題字が映しだされたと思ったら、
「ドーン・・!ドーン・・!」というゴジラの足音、続いてゴジラの鳴き声が聞こえてきて、それはもう初作とほとんど同じオープニングだったからです。
あまりここで書いてしまうとネタバラシになってしまうので詳しくは書きませんが、作中の随所に1954年の「ゴジラ」要素が含まれています。
それに加えて庵野秀明総監督による新しい解釈の「ゴジラ」の姿がスクリーンに映し出され、「こんなゴジラ、今まで見たことがない!」と興奮したシーンが沢山ありました。
そして、今回の「シン・ゴジラ」・・・特撮シーン以外も凄いんです!
危機管理センターでの官僚による議論、巨大不明生物特設災害対策本部での「ゴジラ凍結プラン」の模索、自衛隊がゴジラを迎え撃つ作戦の細かさ・・・
そして、2004年のから2016年までの12年間で、日本が経験してきた様々なことを描いたのだろうと思われるシーンもあります。
長々とここまで書いてきましたが・・・・
「シン・ゴジラ」は私のようなゴジラファンはもちろん、今までゴジラを観たことのない人でも楽しめる映画になっています。
ゴジラが上陸する場面では、蒲田や武蔵小杉などの町並みが出てきますので、一度でも行ったことのある方には「ここが壊されるのか」と、少し身近に感じるかもしれません。
ちなみに・・・・上柳さんと飯田さんのご近所もゴジラに破壊されてしまったとのことでした。
見ごたえある場面も沢山あるのですが・・私が好きなシーンは「無人在来線爆弾」です!
それが一体何なのか、気になる方は是非スクリーンでご確認ください(笑)
そして・・個人的にびっくりしたのが、
大杉漣さんが演じられている、大河内清次内閣総理大臣が秋田県出身の設定なのですが・・・・
よーく見てみると、総理大臣の後ろの棚には、樺細工の箱や竿灯祭りの写真が並んでいます。(樺細工は秋田の伝統工芸品、竿灯祭りは秋田の夏祭りです。)
細かいところまで作りこまれていますよね!!
一度「ゴジラ愛」をブログに書きたいなぁ・・・と思ってはいたのですが、読み返してみると・・・長い!長すぎる!
最後に!
ゴジラグッツを買いすぎてしまい今月厳しいです。
先月7月31日、映画「シン・ゴジラ」を観に行きました。
2014年にギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA」が公開されましたが、日本産のゴジラは「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりです。
「ゴジラ FINAL WARS」を観た直後の私は、「もうゴジラ映画が制作されることはないのかな・・」と、寂しい気持ちになったのを覚えています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は「特撮作品」が大好きです。
特撮好きに目覚めたのは「ゴジラ」がきっかけでした。
初めてのゴジラ作品は、「ゴジラ対モスラ」・・・私が小学2年生くらいの時で、テレビで放送されていた映画をたまたま見ました。
その時は、単純に「ゴジラかっこいい!」「モスラかわいい!」という感想だったのですが、そこからどんどんハマッていき、お小遣いをためて「ゴジラ図鑑」を買いました。
暇さえあればゴジラ図鑑を眺めて、色々なゴジラ映画があることをそこで知りました。そこから次々とレンタルをして鑑賞して・・・映画館にも通って新作を観ていました。
気づけば、大学の卒業論文のテーマまで「ゴジラ」!!
(ゴジラコレクションの一部です)
ゴジラ映画の初作は、1954年の「ゴジラ」
そうなんです・・・ニッポン放送と実は同い年!
日本のゴジラは1954年の「ゴジラ」から2004年の「ゴジラ FINAL WARS」まで28作品作られているのですが、
1954年~1975年までの作品を「昭和シリーズ」、1989年~1995年を「平成シリーズ」、1999年~2004年を「ミレニアムシリーズ」と言われていたりします。
昭和から2000年以降にわたって本当に長く愛されていますよね。
この28作品という歴史の中で、ゴジラはその存在を変化させてきました。
1954年の「ゴジラ」は、
東京の街を破壊し、決して人間とは相容れない「怪獣」として描かれています。
そんな街を破壊する悪者としてのゴジラは、1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」でモスラに説得されて、地球を守る怪獣になり、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」では、ゴジラの息子・ミニラが登場し、ゴジラが親としての一面を見せます。
このブログのご覧になっている皆さんの中には、好きなゴジラがいる方もいらっしゃると思います。
ちなみに私の母は、ミニラが登場する「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」が好きです。
私は「どの作品が一番好きなの?」と聞かれてしまうと、1954年の「ゴジラ」を挙げます。
ゴジラの原点であることはもちろんですが、
ゴジラの不気味なフォルム、街を破壊するシーン、細かすぎる素晴らしいジオラマ、伊福部昭先生の音楽、当時を生きていた人の心境や記憶が伝わってくるセリフの言い回し、最後まで心が痛む三角関係の人間ドラマ・・・全てが魅力的なんです。
今回公開された「シン・ゴジラ」
実はオープニングから泣きそうになりました。(早い!早すぎる!)
といいますのも、初作をオマージュした「シン・ゴジラ」の題字が映しだされたと思ったら、
「ドーン・・!ドーン・・!」というゴジラの足音、続いてゴジラの鳴き声が聞こえてきて、それはもう初作とほとんど同じオープニングだったからです。
あまりここで書いてしまうとネタバラシになってしまうので詳しくは書きませんが、作中の随所に1954年の「ゴジラ」要素が含まれています。
それに加えて庵野秀明総監督による新しい解釈の「ゴジラ」の姿がスクリーンに映し出され、「こんなゴジラ、今まで見たことがない!」と興奮したシーンが沢山ありました。
そして、今回の「シン・ゴジラ」・・・特撮シーン以外も凄いんです!
危機管理センターでの官僚による議論、巨大不明生物特設災害対策本部での「ゴジラ凍結プラン」の模索、自衛隊がゴジラを迎え撃つ作戦の細かさ・・・
そして、2004年のから2016年までの12年間で、日本が経験してきた様々なことを描いたのだろうと思われるシーンもあります。
長々とここまで書いてきましたが・・・・
「シン・ゴジラ」は私のようなゴジラファンはもちろん、今までゴジラを観たことのない人でも楽しめる映画になっています。
ゴジラが上陸する場面では、蒲田や武蔵小杉などの町並みが出てきますので、一度でも行ったことのある方には「ここが壊されるのか」と、少し身近に感じるかもしれません。
ちなみに・・・・上柳さんと飯田さんのご近所もゴジラに破壊されてしまったとのことでした。
見ごたえある場面も沢山あるのですが・・私が好きなシーンは「無人在来線爆弾」です!
それが一体何なのか、気になる方は是非スクリーンでご確認ください(笑)
そして・・個人的にびっくりしたのが、
大杉漣さんが演じられている、大河内清次内閣総理大臣が秋田県出身の設定なのですが・・・・
よーく見てみると、総理大臣の後ろの棚には、樺細工の箱や竿灯祭りの写真が並んでいます。(樺細工は秋田の伝統工芸品、竿灯祭りは秋田の夏祭りです。)
細かいところまで作りこまれていますよね!!
一度「ゴジラ愛」をブログに書きたいなぁ・・・と思ってはいたのですが、読み返してみると・・・長い!長すぎる!
最後に!
ゴジラグッツを買いすぎてしまい今月厳しいです。