11月11日
北京オリンピック 男子トランポリン代表・上山容弘(うえやま・やすひろ)選手登場!
日本の男子トランポリンは前回のアテネ五輪では、
惜しくも出場権を逃しました。

しかし!
今月1日にカナダのケベック市で開幕した世界選手権で、
日本男子は2つの北京五輪出場枠を獲得。
    
さらに!
大阪体育大学大学院の上山容弘(うえやま・やすひろ)選手が、
見事、銅メダルに輝き、いち早く北京への切符を手にしました。

今週は11月6日にカナダから帰国したばかりの、
上山選手にお話を伺いたいと思います。



山本:上山さん、よろしくお願いします。

上山:よろしくおねがいします。

山本:このたびは北京への切符の獲得、おめでとうございました。

上山:ありがとうございます。

山本:上山さんがトランポリンを始めたきっかけは何だったのですか?

上山:父親がトランポリンのコーチをしているので、
   その関係で3歳の頃からトランポリンをやっていました。

山本:オリンピックを目指すには3歳から始めなきゃダメですかね?(笑)

上山:いやぁ。(笑)そんなことはないと思いますけど。
   ボクの場合は3歳からトランポリンができる環境でしたから。

山本:素直にトランポリンの世界に入ることができたんですね。

上山:そうですね。
   ちっちゃい子が遊具で遊ぶのと同じ感じで、トランポリンをしていましたね。

山本:トランポリンはかなり高く上がりますよね。
   最大で何mくらいまで上がるんですか?

上山:目線の高さで6mくらいなので、
   ビルの高さで言えば3階に届くか届かないかといったところですね。

山本:上山さん、度胸は良い方ですよね?(笑)

上山:はい。(笑)

山本:ちなみにトランポリンのネットの大きさはどのくらいあるんですか?

上山:縦が4m、横が2mですね。

山本:6mの高さまで上がったら、下のネットはどのくらいの大きさに見えます?

上山:大きさですか? う〜ん、難しいですね…。(笑)

山本:例えば文庫本くらいとか。

上山:いや、そこまでは小さくないですけど…。
   シングルベッドくらいですかね。

山本:あ、それくらいには見えますか? 
   ちょっぴりホッとしましたが、でも十分狭いですね。(笑)

上山:そうですね。(笑)

山本:もちろん競技に入る前に食事なんてしないですよね?

上山:はい、そうですね。
   2時間前には食事を済ませまして、やっぱり上下運動がありますから、
   お腹に負担がかかりますからね。取らないようにはしています。

山本:大会直前の練習でマットとバネの間に右足を挟んでしまうという、
   アクシデントがありましたね。

上山:はい。

山本:演技中に痛みはありませんでしたか?

上山:試合の時には痛みは感じていなかったので、問題はありませんでした。

山本:そうでしたか。
   その結果、世界選手権で見事、銅メダルでした。

上山:はい、ありがとうございます。

山本:北京へ内定し、ガッツポーズも出ました。
   決まった瞬間はどんなお気持ちだったんですか?

上山:もう「やった!」の一言ですね。
   自分の実力が出せたという、満足のガッツポーズですね。

山本:4年前は本当に悔しい思いで涙を飲みましたからね。

上山:そうですね。4年前の悔しい気持ちを晴らすために、
   今回の世界選手権に臨んでいたので…。

山本:最後に北京オリンピックに向けまして、
   ファンの皆さんへ意気込みやメダルへの自信などメッセージをいただけますか?

上山:世界選手権では銅メダルだったんですが、
   北京オリンピックではその上の良い色のメダルを目指して頑張りたいと思います。

山本:7mくらいジャンプして金をつかみ取って下さい!(笑)

上山:(笑)ありがとうございます。

山本:おケガだけには気をつけて、素晴らしい演技を期待しております。
   今日はお忙しい中、ありがとうございました。

上山:ありがとうございました。






 
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