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【元バレーボール日本代表 益子直美さん】 2011年3月21日(月)〜25日(金)

【元バレーボール日本代表 益子直美さん】
夢に向かってチャレンジするアスリートをクローズアップ!
今週のゲストは元バレーボール日本代表 益子直美さんです。バレーとの出会いから、挫折と努力、そして現在に至るまでのアスリート人生に迫ります。


東京都出身、1966年生まれ現在44歳。
中学校でバレーボールを始め、1984年、高校生で全日本入り。
85年イトーヨーカドー女子バレーボール部に入団、そして92年に引退現役引退
その後、スポーツキャスター、司会、リポーターなど幅広く活躍されています。


バレーボールに出会ったきっかけは?
→本格的にバレーをやったのは中学生の時からです。でも幼稚園の頃にアニメ「アタックNO1」を見て、鮎原こずえや早川みどりに憧れていました。

背は高かったんですか?
→小学校6年生で163センチありました。小学校の頃は背が高いせいで、なにかとからかわれて嫌だったけど、バレーをやるようになって、もっと背が高くなりたい!と思うようになりました。

辞めようと思ったことは?
→中学の時に、葛飾区の大会で優勝。そして東京都の選抜に選ばれて、関東選抜の合宿、そして全国選抜の合宿にも参加させてもらったんですけど、ただただレベルの高さに驚いてしまって。もう無理だ!と思って中学でバレーを辞めようと決心しました。

続けようと思ったのは?
→中学3年生の秋に、バレーボールのワールドカップを見に行ったんです。その時に、憧れていた中国の男子選手と握手出来たんです。その選手の手の厚さに感動!「私もこんなカッコイイ手になりたい!」って思って。次の日から、バレー部に戻り、中学の先生にも「高校に行ってもバレーを続けます!」と言いました。

最大の努力は?
→高校の3年間です。私の共栄学園高等学校は、当時、東京都で常に2位。1位は八王子実践高等学校。とにかく八王子実践に勝つために、私はバックアタックとジャンピングサーブの練習ばかりやっていました。噂では女子バレー界でその2つをやったのは、私が最初とか。誰もお手本にする選手もいなかったので、自分で考え工夫しながら練習していました。

そして八王子実践には、勝てたんですか?
→勝てましたが、奇跡でしたね。それまでジャンピングサーブは1本決まれば、1本は外れ。そんな感じだったですが八王子実践との試合では10本連続で決まりました。奇跡です、あれは。

八王子実践に勝利して、周りも変わりましたか?
→いきなり、学校にファンレターが段ボール2箱届いていてびっくりしました。授業中、ファンレターの返事を書いていたら、成績が落ちて先生に呼び出され怒られました(笑)

大きな壁は?
→オリンピックに出てないことです。

益子さんがオリンピックに出ていないって、意外ですよね?
→「出てたでしょう」ってよく言われます(笑)ソウルオリンピックの時は直前の合宿まで代表だったんですけど、その後、代表落ち。さすがにその時は実家に帰りましたね。その時は、一度もテレビでオリンピックを見ませんでした。両親も気を使ってくれてテレビのリモコンを隠したりして。でも、オリンピックに出られなかったことが、自分の人生にプラスになっていると思います。引退後、スポーツキャスターになったのも「オリンピックを生で見てみたい!」という気持ちからでしたから。

最近の楽しみは?
→40歳を過ぎてから、主人(自転車ロードレーサー・山本雅道選手)の影響で自転車にはまっています。その楽しさをみんなで共有したくて、アラフォー世代の友達を自転車の世界に誘っています。

将来、バレーのコーチは?
→無理です、無理(笑)引退後、1年間コーチやったんですけど向いてなかったですね(笑)バレーをはじめたばかりの小学生とかだったら、教えてみたいですね。


政井マヤ
パーソナリティ:
政井マヤ
メキシコ生まれの元フジテレビアナウンサー。フジテレビ時代には、スーパーニュース、ワッツ!?ニッポンなど情報番組を主に担当。2007年3月に俳優の前川泰之さんと 結婚、女児を出産。2008年からスポーツリアルトークのパーソナリティを務めている。
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