7月14日(日)の放送では 公益社団法人：日本産婦人科医会、会長の木下勝之さんをお迎えして「妊娠中に気を付けること」についてお伺いしました。
淵澤 けさは、主婦の友社から出版された
木下会長監修の「いちばんよくわかる妊娠・出産」を参考に
「妊娠中に気を付けること」についてお伺いします。
まずは「自転車」これは？
木下 どの時期に乗るか？ということですよね。
初期、お腹が目立たない時ですと、
乗ってイケナイということはないと思います。
お腹が大きくなる中期以降ですと、バランスの点でよろけてしまう。
また突然、横から人などが飛び出てきてぶつかり、
倒れてお腹を打つなどの心配があります。
まあ常識的なところで対応なさればいいと思います。
淵澤 続いて「妊娠中に気を付けること。お風呂掃除」これは？
木下 まあ、どんなお風呂かにもよりますが。
普通はブラシのような物でしますが、
けっこうお腹にチカラが入りますから、
こういう時には、ご主人様にやっていただいて、みてはいかがですか？
淵澤 「妊娠中に気を付けること。ネットサーフィン」これは？
木下 やってはイケナイということはないですけど、時間を決めること。
あまり同じ姿勢でパソコンに向かっているというのは感心しません。
最近は、スマホですね。
そのこと自体が胎児に悪影響を及ぼすということはありませんが、
夢中にならず、他のことをやっていた方がいいのではないでしょうか？
淵澤 同じ姿勢ですと、カラダが固まってしまいますよね。
木下 それはあるかもしれませんね。
時間を決めて、長時間やらない方がいいです。
淵澤 「妊娠中に気を付けること。クルマの運転」これは？
木下 先ほどの自転車と同じで、
妊娠の早い段階ですと問題ないと思います。
急停車してお腹をぶつける可能性はゼロではありません。
危険性を考えると、初期の段階ぐらいまでが、いいかなと。
陣痛の時にご自身で運転されて来た、なんて方もいらっしゃいましたが。
まあ、それは例外として。
クルマの運転も時期を見て、分娩が終わるまではやめておこうと、
常識の範囲内で決めてみては、いかがでしょうか？
