先週に引き続き、世界的に活躍されています、クロースアップマジシャン・前田知洋さんをお迎えしました。

マジックや人生で大切にされていることが３つあるそうです。
・伝統を重んじる
・ユニークであること
・出来れば社会に貢献出来ること

「自分がマジックをやりたいだけでなく見て下さるお客さんが必要なわけじゃないですか。マジックをやっていいよって社会から言われないといけない気がしたんですよね。自分勝手に自分の仕事を選んで、それがウケないかもしれない。そうすると仕事として成り立たない。自分が社会から、お客さんから必要とされていると感じるまで何年も掛かりました。」

「今人工知能が流行ってますよね。昔のマジシャンも人工知能みたいなものを作りたいと思ってたりして。人間の欲求として命を生み出したいって普遍的なものなんだと感じています。ハンカチのなかから鳩が出てくるマジックがありましたよね。シルクハットからウサギが出てきたり。世界的に人気なんですが、あれは空間から生まれてくる、生命がコントロール出来たら良いっていう欲求の現れだと思っています。だから人工知能もマジックも同じかなって思っています。」

そして、ラスベガスでもマジックのコンベンションでゲストで出ていた前田さん。

「例えがふさわしいか分かりませんが、ラスベガスは毎日お祭りをやっている神社みたいな場所だと思いました。日本人は”ハレとケ”、非日常と日常。でもラスベガスは24時間365日ネオンが煌々と光ってショーをやってるもんですから、それにビックリしましたね。」

「99％の真実の中に1％の嘘を混ぜると、説得力が出てくる」エンターテインメントとしての嘘。
とても面白いお話を伺いました。

「　前田知洋オフィシャルサイト　」

▼radikoタイムリー（一週間聴取可）
「ENTERTAINMENT NEXT！」radikoタイムフリー