商売やビジネスにも使われる心理学

■日常生活で使われている心理学

相手から親切にしてもらったり、あるいは何かプレゼントされた時、”何かお返しをしないと・・”と、思われると思います。
これを心理学では『返報性(へんぽうせい)の原理』というそうです。

私達の心の中には”他人から悪く思われたくない。
良い人だと思われたい”という気持ちが存在しているそうです。
相手から何かしてもらった時、その好意を無駄にしてしまうと”礼儀知らず”とか”無神経な人”と思われてしまうので、”お礼なり、お返しをしなければ・・”という心理が働くそうです。
何かを与えてもらったら、何かを返したくなるのが人間ですよネ。

この『返報性の原理』は、商売やビジネスにも活用されているそうです。
例えばお店のサービス券を頂いた時、”せっかくもらったのだからそのお店に行かないと・・”と、実際にお店に行ったり、”食べ物を試食させてもらったから、買わないと悪いわ”というのも『返報性の原理』によるものだそうです。
他にも例えば、高額な家電を買うので、まずは下見に行ったところ、店員さんの応対が凄く親切だったので、他のお店には行かずにその場で買うのを決めてしまった・・というのも、そうです。
何かこう聞くと、計算に乗せられている気がしてしまいますが、実際のところは、サービスする側は”あくまでもお客様に喜んでもらえれば・・”という気持ちでやっているのであって、サービスを受ける側のお客様も、強要されて物を買ったりしているわけではありません。
あくまでも”サービスが良かったから、買いましょう”と自らの判断によるものですが、心理学では『返報性の原理』によるものだと分析しています。

※ただし、中には、これを悪用する人もいるそうで、例えば”試して下さい”と言って、勝手に商品を置いて行って、引き取りに来ない代わりに、請求書を送りつけたり、難癖をつけて買い取りを要求したり・・などです。特に高齢者の方の場合、くれぐれもお気をつけ下さい。

(4/14放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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