香港デモ~民意を反映していない香港議会

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月13日放送)にキャスターの辛坊治郎が出演。逃亡犯条例の改正案の撤回を求めて起きている香港での抗議デモについて解説した。

香港島中心部の幹線道路を占拠するデモ参加者(中国・香港)=2019年6月12日 写真提供:時事通信

香港の逃亡犯条例 改正案を巡り若者らが警官隊と衝突~70人以上が負傷

6月12日、香港では中国本土への容疑者引き渡しを可能とする逃亡犯条例の改正案の撤回を求め、香港の議会に当たる立法会を数万人の若者らが包囲した。これにより立法会での条例改正案の審議は延期となっている。若者のデモ隊の一部が立法会の敷地内に突入した際、警官隊が多数の催涙弾を使用し、強制排除となった。香港政府によると、この衝突で70人以上が負傷した模様。

飯田)催涙弾の発射は2014年の「雨傘運動」以来だと言われております。

辛坊)国会前で騒いでいる人たちが日本にもいるけれども、その人たちの声で政治が動くようになったら、民主主義はかえって壊れます。選挙できちんと選ばれた人が、国会で決めたことで世の中は動いて行くべきなのです。
しかし香港にそれが当てはまらないのは、香港の議会は民意を反映していません。香港の議会は中国返還後、中国の介入が強くなって、まともな議会が成立していない。ほとんどが親中派の、まともに選挙で選ばれて来なかった人たちが法律を決める体制になっている。
私は今回の香港での民衆デモには意味があるし、デモによって国策が変更になることは望ましいと思います。だから本当にこの人たちに頑張ってもらいたい。香港で何かやらかした人が、中国に犯人として送り込めるということはとんでもないことですよ。

飯田)しかもその犯罪容疑も、どこまで本当なのか。でっち上げがあるかもしれない。

辛坊)温泉の探査をやって欲しいと呼ばれて行った日本の地質調査会社の人が、温泉開発のための探査をやったら、スパイと言われて拘束されたりしました。

飯田)「えー!」という。

辛坊)あり得ないことが起きています。その意味からも、香港の民衆の人には頑張っていただきたいと思います。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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