新保友映(しんぼ・ともえ)
山口県出身。特技はピアノの弾き語りとフルート演奏。絶対音感を持つニッポン放送アナウンサー。
5月18日
早稲田:松下投手の笑顔
今日勝って、明日につなげたい早稲田と、連勝して勝ち点を取りたい明治の戦い。明治大学 対 早稲田大学 2回戦。
早稲田の先発は、エースナンバーを背負う須田。明治は江柄子。

1回裏に原の適時打で1点を先制していた早稲田は、6回途中から2番手大石、そして、8回からは昨日先発した斎藤佑樹を3番手のマウンドに送りました。その斎藤佑投手は1回2/3をしっかり0点に抑え、早稲田投手陣完封リレー。
試合は8回裏、早稲田が細山田のスクイズと松本啓二朗の適時打で2点を追加し、3−0で早稲田が勝利。明治との対戦成績を1勝1敗としました。

試合後、斎藤佑投手は「昨日、試合後のミーティングで應武監督から「この負けは早稲田にスキがあったということ。このモヤモヤを明日解消しよう」という話がありました。何とかしたいという気持ちで、今日は全力で投げられました。明日はきっと、昨日打たれた松下さんがやってくれると思うので、投げる機会があったら自分のピッチングをしたい。」と笑顔で話していました。
昨日はお兄さんの家でご両親と一緒に、「勝つために」とお母さんの買ってきた「かつ丼」を食べたそうです。かつ丼パワーも味方にして、しっかり勝利。

試合が終わって、應武監督を先頭に、バスに乗り込むメンバーを一番最初に出迎えたのは、今日はベンチ入りメンバーを外されスタンドから見守った、松下健太投手でした。その松下投手の顔には満面の笑顔が。
「よっしゃー!」「やったー!」と口々に言いながら抱き合う姿には、「勝つ」というその一つの目標に部員が一丸となっている気持ちがまぶしいほどに表れていて、見ている私も笑顔になりました。

さあ、明日勝ち点を取るのは、明治か早稲田か?

尚、第一試合で行われた慶応大学対法政大学2回戦は、4−0で慶応が勝ち、勝ち点を3としています。



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