新保友映(しんぼ・ともえ)
山口県出身。特技はピアノの弾き語りとフルート演奏。絶対音感を持つニッポン放送アナウンサー。
6月 2日
早慶戦の行方は!?
1勝1敗で迎えた、慶応大学対早稲田大学3回戦。
平日にもかかわらず8000人の観衆が神宮球場に集まりました。

慶応の先発は1回戦の先発投手だった中林。
早稲田は、昨日からの連投となった斎藤佑樹。

試合を動かしたのは2回表、慶応先発:中林のバット。2点適時打を打って先制!しかし早稲田は、3回裏に山川と後藤の適時打で同点に追いつきます。
その後試合は動かず、早稲田は7回から投手を大石に。中林も大石も踏ん張り、試合は延長戦へ。
そして10回裏。この回の先頭バッター細山田が三塁打を放った後、2年生宇高がセンターへサヨナラ適時打!
結局3×―2で早稲田がサヨナラ勝ちし、この戦いは、早稲田に軍配があがりました。勝ち投手は大石で1勝0敗。負けは中林で3勝3敗。
10回まで一人で投げた中林は、サヨナラ適時打を打たれたあと、ベンチで泣き崩れていました…。

試合後、斎藤佑樹投手は「昨日2本の本塁打を打たれてとても悪い気分で終わった。どうしても今日投げたかった。内容自体も納得いく形だったので良かった。(今日の先発に関しては―)昨日監督に考えてるけどどう思う?と言われたので、行かせてほしいですと言って決まった。(この春のリーグを振り返ると―)今はホッとしています。2年目のジンクスということもあって、優勝もできず苦しんだこともあったけれど、この時期で良かった。秋からまた連覇できるよう頑張りたい。(疲れた?―)去年は無我夢中で、気が張っていたけれど、今年は周りが見えてきた分精神的に疲れることも多かった(追われる立場が追う立場になったけれど?―)追われる立場は辛いと思ったので、今度は優勝目指して頑張るという面ではがむしゃらにできる。」と、少し疲れた表情を見せながらも、リーグ戦が終わった安堵感とともに、今日の自身のピッチングへの納得もあって、笑顔もたくさん出ていました。


結果、東京六大学野球2008年春季リーグは、
優勝は、8季ぶり32度目の明治大学(勝ち点5)。
2位が勝ち点4で早稲田大学。3位が勝ち点3で慶応大学。
4位が勝ち点2で立教大学。5位が勝ち点1で法政大学。
6位が勝ち点0で東京大学となりました。


今季も熱い戦いが繰り広げられた東京六大学野球。
明日からは新人戦、そして6/10からは、東京六大学野球からは明治大学が出場する、全日本大学野球選手権が始まります。
引き続き学生たちの熱戦から目が離せません!



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