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新保友映(しんぼ・ともえ) |
山口県出身。特技はピアノの弾き語りとフルート演奏。絶対音感を持つニッポン放送アナウンサー。 |
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6月 1日
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主将の意地 |
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昨日の寒さとはうって変わって、眩しく熱い日差しの中で行われた、早稲田対慶応2回戦。神宮球場には、今季最多の3万4,000人の大観衆が集まりました。
早稲田の先発は2年生斎藤佑樹。慶応の先発は主将の4年生相澤。
試合が動いたのは、4回裏。慶応の先頭バッター山口が、斎藤祐樹から本塁打!次の5回裏にも、その回の先頭バッター梶本がライトスタンドへ本塁打を放ち、斎藤は大学初の1試合2被本塁打。
早稲田打線は結局相澤を打ち崩すことができず、2−0と慶応が勝ち、対戦成績を1勝1敗のタイとしました。
今日の斎藤佑樹は5回を投げて77球 6安打 4奪三振 1四球 2失点で今季2度目の負け投手。
試合後、斎藤投手は、「今日は自分のピッチングで負けた。4回の本塁打は取りに行ったボールを打たれた。5回は完全に失投です。優勝が決まっての早慶戦にこれだけのお客さんが入ってくれたので、この中で投げられて嬉しかった、右足の(打撲による)違和感も全くないので、勝って完全復活と言いたかった。明日も機会があれば投げたい。」と悔しそうな表情で話していました。
一方、リーグ戦初の完封勝利を挙げた慶応:相澤投手は「完投完封に関しては、9回からかなり意識した。マウンドも暑かったので、水分を取ったり、余計なピッチングをしてバテないよう気をつけた。早稲田に対して投げ勝てて良かった。」と、非常に嬉しそうに話してくれましたが、そこには何としても勝つんだという主将の意地もみえました。
さあ、伝統の早慶戦の行方は?
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