1242 ニッポン放送
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みのりの日記
増田みのり
淵澤 由樹
 
diary
10月26日
1台?2台?
千葉に行く機会があってバスを利用しようとしたところ、
ちょっとした驚きがありました。

入り口が無い!

そう、本来入り口があるはずのところがバスの壁面で、
前方部分がジャバラで繋がっています。
2台分のバスが1台に!
私が見たのは2台目にあたるつなぎの部分だったのです。
そのバス、普通の路線バスなのに、とにかくなが〜〜〜いんです。

バスの後方には『全長18メートル、追い越し注意』の文字が大きく書いてあります。
すごいよ京成バス!
私はそのロングバスのすぐ後方を走るバスに乗り、
ずっと、その後ろ姿を追いかけたのでした。
カーブのところもスムーズに曲がるし、停留所にもピタリと停まる。

運転手さん、緊張しないのかな。
素晴らしい技術、お見事です!尊敬します。
私には絶対運転できません。
都内でもそういうバス走っているのかしら。
今度機会があったらロングバスの最後部座席に乗ってみたいわ。
10月19日
チクッ!
今日は息子の初「予防接種」。
BCGを受けに行きました。

まず、当日の健康チェックからスタートです。
電子体温計を渡され検温。
36.2度、問題なし。
係の方から指示を受け、左肩を全部出しておいてくださいと。
「お〜、遠山の金さんみたいだね。
このサクラ吹雪が目に入らぬかとか言ってみぃ」
などと言いながら息子の手を衣服から脱がせていました。

準備完了。
名前を呼ばれ、診察室に入ると、隣で待っているママさんが
「あれ?左手じゃないですか?」と声をかけてくれました。
私は「そうですね。左腕に打つんですね。」と答えると
「あれ?右?」と隣のママさん。
間違えたぁ。息子と対面して脱がせた時、
自分の左手側に近い方を脱がせてしまいました。
おっちょこちょいな母親でごめんよぉ。
先が思いやられるね。。。

医師の診察を受け、健康状態が良いので、
そのままBCG接種を受けることに。
別室に進むと、他の赤ちゃんたちが順々に注射をされています。
注射のたびに「ぎゃ〜」とか「ふぇ〜ん」とか泣き声のオンパレード。
近くの保健士さんに「泣かない赤ちゃんっているんですか?」と尋ねると
たまにいますけど、めったにいませんね、とのお答え。

いよいよ息子の番です。
初老の優しそうな女医さんの手には丸いスタンプの様なものが。
バン、バンと2箇所腕に押しあて
「はい、終わりましたよ」と。
「先生、もう終わったんですか?」
「ママの方が緊張していたのかもしれないわね」と微笑まれました。

息子ときたらきょとんとして
「何か?どうかしました?」みたいな顔をしています。
保健士さんも笑顔で「泣きませんでしたね〜」と。

産まれたときから動じないタイプとは思っていたのですが
注射でも泣かないとは想像以上かも。
ただ単に母親に似て鈍感なのかしら。
とにもかくにも大泣きされずにすんでホッとした新米ママフッチーでした。
10月12日
聞いています
私、人間観察するのが好きです。
電車の中なんて最たる場所。
いろんな人がいます。
通常の生活では接しない世代、
例えば、今だと、中学生や高校生は、
なにかきっかけがないと接点があまりありません。
だから電車の中で、様々な人の会話をしれ〜っと聞いているのが好きなんです。

今日見かけたのは三人組の中学生。
一人を残して、他の二人は先に電車を降りることに。
その時の会話が
「じゃ、また月曜日に。メールして。」

学校が休みの土日を前にしての、今どきのバイバイの言い方なんでしょうね。
私達の時代じゃ「電話するね」だったから。
しかも携帯じゃないからウチの電話へ。
だから正確に言うと
「じゃ、また月曜日に。なにかあったら電話するね。」

そんなことを考えていたら、隣の席からこんな会話が。

若いOLさんらしき女性とその上司の男性。
女性が「明日、千葉の館山に住んでいる友達と会うんです?
どこで会う?って聞いたら船橋のららぽーとか東京駅か久里浜がいいって言うんです。
っで、結局船橋にしたんです。買い物できるしぃ。」
それに対し男性は「ららぽーとって使えるよね」みたいなことを言っていました。

私の頭の中は、何故、突然久里浜がでてくるんだ?ということでいっぱいに。
久里浜って、電車で終点の場所になっているくらい都心から遠いよ。
私なんか以前、JRに乗った時、東京駅で荷物持たないで下車しちゃって
それが久里浜駅までいっちゃって大変な思いをしたことがあるんだよ。
なんで?なんで久里浜なの?
そう、ぐるんぐるん回ってました。

その時ひらめいたんです。
もしかして…フェリー?
きっとフェリーだ、東京湾を横切るのね。
“あぁ〜、すっきりした”と一人満足しました。

そう思うと今度は、上司はなんでつっこまなかったの?と
そっちが気になりだしました。

だから電車はやめられません。
10月 5日
桐女100年
先週の番組放送後、私は群馬へと向かいました。
目指すは群馬県桐生市。
私の故郷です。

その日は母校 桐生女子高校の
創立100年の記念式典が行われるということで
私も参加させていただきました。

地元では桐生女子高校のことを「桐女(きりじょ)」と言います。
式典会場に入ると、現役の桐女生がそこかしこに。
私が入学するずっとずっと前、
大昔から変わっていない黒のセーラー服。
スカートの丈は今どきで、短くはなっているけどデザインは同じです。
私はそのセーラー服が大好きで、子供の頃から
高校は桐女に行きたいなぁと思っていました。

セーラー服を着た生徒たちが、きゃっきゃ笑いながら歩いています。
十代後半ってこんな感じだったっけと懐かしさがこみ上げてきました。
そう、なんだかいつもワクワクしていたなぁ。

高校時代、私は日本史に興味を持ち
受験科目に無いのにせっせと勉強していました。
きっかけはK先生です。
以前この日記にもちょっと書いたことがあるのですが
今も年賀状ではやりとりしているK先生。
先生の日本史の授業が楽しくて、毎回真剣に話を聴いたのでした。

歴史好きになったきっかけをくれたK先生に、
なんと今回、約10年ぶりに会うことができたんです。
先生は「桐女を離れてだいぶ経つから、式典に出席しようか迷ってたんだよ。
でも来てよかった」とおっしゃってくださいました。

恩師との再会も果たせ、桐女の100年記念式典のお手伝いもできた充実した1日。
欲を言えば、私もあのセーラー服がまた着たかった!
無理か。。。
9月28日
まだです!
息子を出産して3ヶ月がたちました。

「まだ3ヶ月しかたっていないのかぁ」
「ようやく3ヶ月だぁ」という相反する気持ちが重なりあっています。

慣れない育児もだんだんコツがつかめてきて、
最近は、そうしょっちゅう夜中に起こされることもなくなり、
ひとまずホッとしているところです。

息子と過ごす時間は楽しく、天気のいい日はお散歩にも出かけます。
外にでると、ご年輩の女性がよく声をかけてきてくれます。
「うちの孫も最近産まれたのよ。」
「何ヶ月?」などなど。

そこでママになって初めてわかったのですが
大抵は「女の子?」って聞かれるんです。
どうみてもウチの子は、青い服着てるし、
男顔をしているにもかかわらず「女の子?」って。
それは世間での常識、礼儀なんでしょうねぇ。
明らかに男なのに、女と一応言ってみる、
万が一違ったら失礼だとおばさま方は気をつかって下さっているのでしょう。

性別には気をつかう方達も、体重に関しては、かなりおおらか。
ウチのはプクプクなので、重いんです〜と言うと
「あら、おでぶちゃんね。」って。
そう、母親としては思ったことを言ってもらった方がいいんですよ。

この前なんか「生後6ヶ月くらい?」って。
まだ首も座ってないのに(笑)
 
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