デュワッ!
先日9月10日、東京かつしかシンフォニーヒルズで行われた『「ウルトラ音楽の父」冬木透作品による希望の光コンサート』に行ってきました!

『ウルトラセブン』をはじめ数々の円谷プロ作品の劇音楽を作ってこられた冬木透さんが作曲した『交響詩「ウルトラセブン」』、『交響曲「ウルトラコスモ」』が、佼成ウインドオーケストラの演奏、大井剛史さんの指揮、田中穂畜さんのナレーションで奏でられました。


『交響詩「ウルトラセブン」』は、『ウルトラセブン』で使用された曲が5楽章の交響詩になっていて、『ウルトラセブン』の名シーンの数々が佼成ウインドの音色で思い出されました。
ポッドキャスト番組「It’s A Wonderful Wind」のゲストに来て頂いたクラリネット奏者の瀧本千晶さんの姿が私の席からバッチリ見えたのですが、瀧本さんが『ウルトラ警備隊のうた』でメロディーラインを吹いていて感激でした!!
思わず心の中で「名づーけて♪ウルトラ警備隊♪」と歌ってしまいました(笑)


『交響曲「ウルトラコスモ」』は、『ウルトラマン』から『ウルトラマン80』までの主題歌や劇中テーマ音楽をモチーフにしたオリジナルシンフォニー。
色んな楽器からお馴染みのモチーフが聞こえてくるので、「今のは80!」「これは夕陽に立つウルトラマン!」…という感じで、宝探しをしているような気分になりました。

演奏後、大井さんが客席の一点を見つめて拍手をされていて、振り返ってみると…冬木透さんが客席にいらっしゃいました。
冬木さんが見守る中での演奏会だったことを知り、ジーンと目頭が熱くなりました。

ウルトラマンのピンチにハラハラしたり、隊員のやりとりにクスっとしたり、メカの格好良い発進にワクワクしたり…冬木さんの音楽に何度感情を揺さぶられたことか分かりません。
会場にはウルトラセブンや怪獣のTシャツを着たお客さんも沢山いらっしゃっていて、この日、この空間で冬木さんの音の世界を佼成ウインドの演奏で堪能できて胸がいっぱいになりました。

終演後、番組に出演して頂いた指揮者の大井剛史さん、トランペットの奥山泰三さん、ホルンの堀風翔さん、クラリネットの瀧本千晶さん、トロンボーンの石村源海さんにご挨拶させて頂きました。
皆さん疲れた顔を一切されていなくて、そのタフさにもビックリ!
ちなみに、瀧本さんからは「新行さんだってすぐに分かりましたよ!」と…バレていた模様です。
『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』を子供の頃に楽しんでいた奥山さんは、「もはや歌いたかったよ!」とおっしゃっていました。

ゲストに来てくださった皆さんの活躍を見て、聴くことができて、「私ももっと頑張らなくては!」と思いましたし、「こんなにも凄い方々と番組をご一緒させて頂いているんだ!」と、改めて日本を代表する吹奏楽団の番組を担当していることの重みを感じました。

隊長の大井剛史さんと、隊員の佼成ウインドの楽団員の皆さんが怪獣や宇宙人に挑んでいるように感じられたコンサートでした☆彡

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