南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(11月29日放送)。

プロフィール：（きたざわ・つよし）1968年8月10日生。東京都出身

「現在サッカー協会の特任理事という仕事をされています」
北澤「元々国際員というのをやらせてもらっていたので、海外に出て色々な国との交流を深めたりしていました。例えば、日本代表がアウェーに行くと、現地の人がホテルやら何やら手配してくれるんですね。普段からちゃんと
した交流を図っていないとなかなかそこまでしてくれません。他にもアジアでレベル的に低い国に指導者を派遣したりという仕事もしています」

「いずれ日本のライバルになり得るかもしれませんね？」
北澤「あまり手伝いすぎても問題なんです(笑)」

「FIFAクラブワールドカップ2008が近づいてきました。見所は？」
北澤「名門マンチェスター・ユナイテッド(ヨーロッパ代表)がやってきます。
凄いですよ！世界選抜みたいなものですから」

「クラブチャンピオンとワールドカップのチャンピオン。強いのは？」
北澤「クラブですよ！オーナーが自分のロマンをそのまま形にできるのが
クラブ。”マンチェスターを見れば世界のサッカーがわかる”
と言っても過言ではありません」

「どういうサッカーをするんですか？」
北澤「点をいっぱい獲って失点を最小限に食い止められる。
強いの当たり前ですよね！口で言うのは簡単なんですけど、
なかなかそれができないんです」

「南米代表のLDUキトはエクアドルのチームなんですよね？」
北澤「南米と言えば、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ。そんな中、
エクアドルが出てきたわけです。みんな”マンチェスター優勝だろう”
と思うかもしれませんが、高地トレーニングで鍛えてきた選手が、
平地でプレーしたら・・・。楽しみですよ！！！」

「チームの特徴は？」
北澤「サッカーを向上させてきたのは南米の選手なんです。ヨーロッパの
選手は誰かに教わって育ったというところがありますが、彼らは生き方から何からサッカーから学んできた人ばかりなので、教えられない能力を
持っています。テクニックだったりリズム感だったり。
中心になっているのがエクアドルの選手というだけで、
コロンビアやアルゼンチン出身の選手もいる。まさに南米代表です！」

「何をしてくるかわかりませんね？」
北澤「戦ううまさみたいな物を持っているので、正攻法で来るマンチェスターに対して相手の弱点を攻めてくるのがキト。過去3回の大会の中で、
ヨーロッパのチームが優勝したのは昨年のACミランだけ。
あとは南米代表。そこがサッカーの面白い所です。
サッカーに”絶対”という言葉はありません！」

「アジア代表のガンバ大阪はどうですか？」
北澤「初戦勝つと次はマンチェスターと当たるんです。親善試合と違って
向こうも本気で来ると思うので戦える選手が羨ましいな」

オンエア曲
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