南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「トヨタスポーツドリーム」(3月14日放送)。

プロフィール：（こばやし・ゆか）1986年3月22日生。東京都出身

「なぜ空手を目指したんですか？」
小林「周りの女の子が習っていないような事をやろうと思い
中2の時に始めました」

「実際帯を締めてみてどうでした？」
小林「固かったです。まだノリ付けされていて、道着もゴワゴワしていて
着なれない感じがしました。『道着に着られている』みたいな。
でも毎日道場に通うにつれ、だんだん馴染んできて、
帯もいつも締める所でやわらかくなってきました」

「やっている空手が『フルコンタクト』なんですよね？」
小林「直接打撃戦を行うスタイルです」

「お母さんは止めなかったですか？」
小林「母も空手に関する知識があまりなくて、逆にこれが空手の全てだと
思っていました。他にも空手の種類があるとわかったのは4年前です（笑）」

「途中でやめようとは？」
小林「2005年に女子の国際大会があったんですけど、1回戦でハンガリーの選手と試合をしました。私より30センチくらい背が高くて、体重も40キロくらい重かったんですけど、相手の突きがまともに私の右頬に入ったんです。

そのまま私は倒れて、一瞬意識がなくなったんですけど、また戦おうと
立ち上がると、だんだん私の目に何かが映ってきました。
“なんだろう？”と思って触ったら、腫れて膨らんだ私の頬でした。
それでドクターストップがかかって病院へ行く事に・・・。
もうその時はショックで、試合が終わった後も、それまでは
空手をやめようと思った事がなかったのに、
流石に“またこういう事があったら”という恐怖心が生まれました」

「恐怖からまた空手をやろうと思ったのは？」
小林「嫌な事はすぐに忘れるタイプなんです。
まさか2度こういう思いをする事はないでしょうから」

(トークの続きは「スポーツナビ」でお楽しみください！)

オンエア曲
斎藤由貴「卒業」

対談を終えて
南原「おっとりしていて、天然な感じなんですけど、実は一旦決めたら
ずっと長いこと続けられる『忍耐力』があるのかなと思います」