南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「南原清隆のスポーツドリーム」(4月25日放送)。
(ゲスト：東京ヤクルトスワローズ・青木宣親選手)

「世界の青木宣親に挑戦！炎の10球勝負！！」

「“世界の青木”と呼ばれるのは、正直、悪い気はしない」「はい」
「バッティングというのは、最終的には『技術』より『気持ち』だ」「はい」
「今の自分には、3番という打順がベストだと思う」「はい」
「『サムライ・ジャパン』という名称を重荷に感じた事もある」「いいえ」
「原監督は、いい人だ」「はい」
「次は高田監督を胴上げするのが自分に与えられた使命だ」「はい」
「WBCの公式球と比べて、日本のボールはよく飛ぶ」「はい」
「4年後の『第3回WBC』でも、日本代表の主役は、この俺だ」「はい」
「その時は、メジャーリーガーになってるかもしれない」「いいえ」
「熱が出たりすると、“奥さんがいたらなぁ”と思ったりもする」「はい」


「“世界の青木”と呼ばれるのは、正直、悪い気はしない」
青木「全くしないです」

「“世界の青木”という応援プレートが出されているのは
いつ頃気づきましたか？」
青木「キューバ戦で4安打した時くらいからだと思います。
“神様仏様青木様”というプレートも出てましたよ！」


「『サムライ・ジャパン』という名称を重荷に感じたこともある」
青木「イチローさんが胃潰瘍になった時、電話がかかってきました。“青木、調子どう？”と。“ちょっと待ってください。イチローさん大丈夫ですか？”と逆に聞き返してしまいました！“今はだいぶよくなったんだけど”と言ってましたけど、イチローさんでもそういう事あるんだなと驚きました。イチローさんは“追い込まれている”という姿を絶対
周りに見せません。いつもフランクに話しかけてくれるし、
いくら調子が悪くてもいつも通りなんです。改めて胃潰瘍になった
と聞いて、イチローさんの精神的な強さを感じました」

「いつか青木選手がイチロー選手のような立場になるかも？」
青木「想像したくないですね。できれば今回みたいな試合は
2度としたくありませんから。それくらい厳しかったんで」


「次は、高田監督を胴上げするのが、自分に与えられた使命だ」
青木「世界一になった勢いで、日本一になりたいです！」

「険しい道のりですけどね」
青木「僕、プロになってから1度もビールかけした事がないんです。でも『シャンパンファイト』は2回してますけどね(笑)」

「シャンパンファイトは気持ち良かったですか？」
青木「沁みますね！目が痛くて・・・。でもいい痛さですね。日本一になってビールかけやりたいです！」

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「バットとかグローブとか、『道具』へのこだわりは何かありますか？」
青木「バットは基本的にバランス重視ですね。ヘッドにあまり重さがないんです。どちらかと言うと、僕の感覚の中ではバットを自由に
扱いたいので、あまり重さがヘッドにあると振られちゃいます。
なので、ヘッドに重さがあると思ってスイングしています。
ヘッドの重いバットでスイング練習をして、その感覚のまま自分の
バットを持って自由に振るという事ですね」

「入団以来、バットを変えてないというのは本当ですか？」
青木「今使っているバットで6年目のシーズンに入りました」

「変えない理由は？」
青木「バットが一番大事な部分なんです。バットが変わると全てが
変わります。全部の感覚が変わるんです！バットを活かすための
構えだったりスイングだったりするので」

対談を終えて
南原「日本プロ野球の顔ですから、ぜひ元気にグラウンドを
走り回って欲しいなと思います」

「次回の放送は？」
ゲストは、元女子サッカー日本代表・大竹奈美さんです。
双子の妹と共に日本女子サッカーの中心選手として活躍した
大竹さんに「現役時代の思い出」や
「今の日本女子サッカーをどう見ているか？」
などについて伺っていきます。お楽しみに！！！