南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「南原清隆のスポーツドリーム」(5月2日放送)。
(ゲスト：元女子サッカー日本代表・大竹奈美さん)

「妹の由美さんと共に日本女子サッカーの黎明期を支えてきました」
大竹「妹は高校卒業と同時にサッカーをやめてしまったので、
代表に入る前に現役を退きました。妹は天才肌で、何でもすぐ
自分のモノにしてしまうんです。無駄がないし華麗だし」

「それに対して奈美さんは？」
大竹「妹を見て“そんな簡単にできるんだ！”と思いながら、
実際自分がやってみるとできません。ひたすら練習をして
それを自分のモノにするというタイプです」

「“いつか妹を抜いてやる！”みたいに思った事は？」
大竹「すごくお互い仲がよくて、自分より相手が大事なんです。
よく『ライバル心』なんていわれますが、私たちにはそれが
全くなくて、自分より相手ができた方が嬉しいみたいな感じです」

「今の女子サッカーをどのようにご覧になっていますか？」
大竹「昔と比べて女子サッカーへの登録人数が急激に増えました。その要因はなんといっても代表選手の活躍です！
2004年のアテネ五輪で選手たちがものすごくがんばって、
2008年の北京五輪で史上初のベスト4になって、あれだけの
素晴らしい結果を残してくれたからこそ、女子サッカーの存在を
色々な方に知っていただけたんだと思います」

「北京の試合をご覧になってどうでした？」
大竹「感動しました！別に試合に出ているわけでもないのに感無量でした。なでしこジャパンの良さというのは“最後まであきらめない”。まさしく試合終了のホイッスルが鳴るまで走りきりましたし、
誰一人として試合をあきらめる選手がいませんでした。
気持ちがひとつになったという部分ですよね」

「現役生活を振り返って、家族が中心になってプレーをしてきた
という感じなんですか？」
大竹「両親や妹の支えがなかったら、ここまでやってこられなかったでしょう。常に家族でサッカーについて話をしていたし、
サッカーによってうちの家族はひとつになってましたから」

オンエア曲
青山テルマ「ママヘ」

「次回の放送は？」
ゲストは、前回に引き続き、
元女子サッカー日本代表・大竹奈美さんです。
番組恒例「10の質問」で大竹さんの素顔に迫ります！
お楽しみに！！！