南原清隆のスポーツドリーム

ニッポン放送「南原清隆のスポーツドリーム」(6月13日放送)。
(ゲスト：東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手)

「ここまでの成績を振り返ってどうですか？」
田中「去年の今頃と比べると凄く良くてびっくりしています」

「絶好調の要因を挙げるとしたら？」
田中「やっぱりWBCの経験が大きいですね。ああいう大舞台で自分も登板する機会があったので、その中である程度の結果を残せましたから。それが自信につながって、マウンドでも打者を見下ろす感じで投げられているのかな」

「そういう気持ちがないとピッチャーは務まらないですか？」
田中「マウンドに上がったら“自分が一番！”という気持ちになるのが大事です」


「野村監督に普段から何か言われている事はありますか？」
田中「とくにはありませんけど、『ボヤキ』は新聞でよく見ます」

「あまり選手に直接は言わないんですか？」
田中「この前負けた時(今シーズン初黒星を喫した阪神戦)に
言われたんですけど、それが今年初めてですね。去年もそんなに
多くはなかったです」

「“テレビでどんな事ボヤいてるんだろう？”という感じですか？」
田中「スポーツニュースをチェックしたり、次の日新聞を読んで
“こんな事しゃべってたんだ！”みたいな」

「やっぱりボヤキは気になりますか？」
田中「“監督には僕のピッチングがどういう風に見えていたのかな？”と気になりますから」

「野村監督が通算1500勝を達成した時に完投しましたが、右肩に張りがあるとか言われていて正直しんどかったんじゃないですか？」
田中「しんどかったです(笑)。でも“ここはちょっと行かないと！”
という思いはありました」

「監督にウイニングボールを渡したかったんですね？」
田中「そうですね。ボールを渡した時に拝まれました」

オンエア曲
GReeeeN「遥か」

「対談を終えて」
南原「言葉が端的でスパッとこちらの質問に答えられるという事は、日常でもきっと『迷う』ということがないんでしょうね。非常に素直で
まっすぐな性格だと思いました」

「次回の放送は？」
引き続き、田中将大投手をゲストに、
番組恒例「10の質問」で素顔に迫ります。お楽しみに！