2016.7.22
魔法のラジオ こばなしvol.4 お盆の由来
魔法のラジオをお聴きの皆さま、こんにちは。
子どもたちも夏休みに入り、みんなウキウキした様子です。
しかし、今日はあいにくの雨。関東の梅雨明け、今年はもう少し先になりそうですね。
子どもの頃の夏休みの思い出といえば、実家に親戚みんなが集まることがとても楽しみでした。
普段なかなか会えない、いとこ達とも遊ぶことができるからという理由ではありましたが、今思えば、ご先祖様を供養して、皆でお盆を過ごすと言うことだったのですね。
7月10日の放送はお盆の由来のお話でした。
盂蘭盆会(うらぼんえ)という仏教の教えによるもので、お釈迦様がお弟子に「地獄で苦しむ母を救うには7月15日に供養をしなさい」
と教えたと言うお話がお盆の由来だそうです。
旧暦の7月15日は今年は8月17日ちょうど月の満ちる頃です。この日お月様を見ながら100種類のお菓子を備えて、あの世の魂を救うと言う習慣がありました。
こうした教えと日本独自の祖先信仰が
一つになり、日本ならではのお盆の行事となっていったのだそうです。
お盆は仏教から来ているとは知っているつもりでしたが、より深く日本の風習とその意味を知って行くのは楽しいことですね。
番組宛にお便りを募集しましたところ、早速、嬉しいお便りが届きました。スタッフみんなでうれしく拝見しました。ありがとうございます。番組の中でご紹介していきたいと思います。
引き続き、ご意見やご感想、番組で取り上げて欲しいテーマ等、お寄せください。
これからも魔法のラジオをよろしくお願いしますね。
次回はお盆のお飾りについて書きたいと思います。
お楽しみに☺️
From 横田美穂