魔法のラジオ

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2016.6.5

第10話 魔法のラジオ(2016年6月5日放送)

6月5日のテーマは「端午の節句」。

今では男の子の節句として馴染みの深いものとなっていますが、元々は女の子が主役だったんです。旧暦の5月は皐月(さつき)といい、この頃は稲を植える時期です。そして田植えをする早乙女(さおとめ)と呼ばれる若い女性たちは、田んぼの神さまを迎えるため、ヨモギや菖蒲などの香りの高い薬草を敷き詰めた納屋にこもって身を清めました。豊作や子孫繁栄につながる女の子の健康と成長を願ったのが端午の節句でした。

鎌倉時代に変わり武家社会となった頃、男の子の節句をきちんとすることが家の繁栄に繋がって行くと考えられ、男の子の節句へと変化してゆきます。

こどもの日に飾られる鯉のぼりは、「立身出世」の象徴、兜飾りにはこどもを厄災から守り、家の繁栄を願う意味が込められています。

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