放送局・放送日時
- ニッポン放送
- 土曜日 22:00~22:30
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- 南日本放送
- 日曜日 17:00~17:30
連日、熱戦が繰り広げられている東京2020パラリンピック。
日本代表選手たちの活躍に、応援にも力が入りますね!
大会後半には、東京2020大会で初めてパラリンピック正式競技として行われる、バドミントンとテコンドーが始まります。
それでは、パラリンピック後半戦(8月30日・月曜~9月5日・日曜)の試合日程とGoing Up的見どころをご紹介しましょう。
★8月30日(月)
・射撃 競技スタート
・車いすバスケットボール(男子・予選)トルコ戦
・5人制(ブラインド)サッカー ブラジル戦
<Going Up的注目ポイント>
車いすバスケットボール男子は、予選ラウンド最終戦のトルコ戦に臨みます。2018年の世界選手権では、当時ヨーロッパチャンピオンのトルコに対し日本が勝利!どんな試合を見せてくれるでしょうか。そして、5人制サッカーは世界ランキング2位のブラジルとの一戦に臨みます(日本は12位)。
★8月31日(火)
・自転車 ロード種目がスタート
・5人制(ブラインド)サッカー 中国戦
・車いすバスケットボール(女子)vsオランダ
<Going Up的注目ポイント>
5人制サッカー日本代表は、アジアの強豪・中国(世界ランキング5位)に挑みます。日本代表キャプテンで、Going Upファミリーでもある 川村怜(かわむら・りょう)選手の活躍に期待しましょう!
★9月1日(水)
・バドミントン 予選スタート
・ボッチャ 個人戦・決勝
・車いすバスケットボール(男子)準々決勝 vsオーストラリア
<Going Up的注目ポイント>
バドミントン競技がスタート。Going Upファミリーからは藤原大輔(ふじはら・だいすけ)選手、今井大湧(いまい・たいよう)選手、杉野明子(すぎの・あきこ)選手が出場します!
陸上では世界のスーパーパラアスリート、走り幅跳びのマルクス・レーム選手が前人未到の大記録に挑みます!
★9月2日(木)
・テコンドー、カヌー 競技スタート
・卓球 男女・団体決勝
<Going Up的注目ポイント>
昨年12月に結婚したテコンドー・田中光哉(たなか・みつや)選手がパラリンピックの舞台に立ちます。パラリンピック初代王者への挑戦が始まります。カヌーにはパラリンピック2大会連続出場の瀬立モニカ(せりゅう・もにか)選手が出場します!
★9月3日(金)
・ゴールボール 男女・決勝
・卓球 男女・団体決勝
・車いすテニス 女子シングルス、男子ダブルス 決勝
<Going Up的注目ポイント>
陸上ではパラリンピック6大会連続出場の義足ジャンパー・鈴木徹(すずき・とおる)選手が、走り高跳びに出場、自身初のパラリンピックメダル獲得を目指し跳躍に臨みます!
★9月4日(土)
◎各競技で、決勝が行われます!
ボッチャ(ペア戦・チーム戦)
車いすテニス(男子シングルス・女子ダブルス)
バドミントン(男女・シングルス)
シッティングバレーボール(男子)
車いすバスケットボール(女子)
5人制(ブラインド)サッカー
<Going Up的注目ポイント>
リオ大会で団体・銀メダルのボッチャ日本代表(火の玉ジャパン)は2大会連続のメダル獲得を目指します。車いすテニスでは世界トッププレーヤー・国枝慎吾(くにえだ・しんご)選手と上地結衣(かみじ・ゆい)選手の姿を決勝の舞台で見られるのか注目です!
★9月5日(日) 閉会式 (大会最終日)
・車いすバスケットボール(男子)、シッティングバレー(女子) <決勝>
・バドミントン 男女 シングルス・ダブルス <決勝>
・マラソン(視覚障がい・上肢障がい・車いす)
<Going Up的注目ポイント>
車いすバスケットボール男子の決勝戦では世界最高峰の戦いが繰り広げられます!マラソンには、レジェンド・土田和歌子(つちだ・わかこ)選手(車いす・女子)がトライアスロンに続いて出場。道下美里(みちした・みさと)選手(視覚障がい・女子)の記録にも期待が高まります。
Going Upは、すべてのパラアスリートを全力応援します!!
8月24日に開幕する、東京2020パラリンピック。
世界のパラアスリートたちがその技を競います!
競技は開会式翌日の8月25日から閉会式が行われる9月5日まで、12日間にわたって全22競技539種目が行われます。
みなさんが注目しているのはどの競技でしょうか?
ここでは、競技開始の8月25日(水)から29日(日)までの主な試合スケジュールと、Going Up的見どころを紹介します!
★8月25日(水)
・車いすバスケットボール(女子・初戦)オーストラリア戦
・車いすラグビー(初戦)フランス戦
・ゴールボール(男子・初戦)アルジェリア戦 (女子・初戦)トルコ戦
・車いすフェンシング、自転車(トラック)、水泳、卓球が競技スタート
<Going Up的 注目ポイント!>
車いすバスケットボール女子は、アジア・オセアニア地区のライバル、オーストラリアとの一戦。車いすラグビーは次回のパラリンピック開催国・フランスと対戦。カギとなる初戦、日本は白星で飾ることができるのか⁉
★8月26日(木)
・車いすバスケットボール(男子・初戦)コロンビア戦 (女子)イギリス戦
・車いすラグビー デンマーク戦
・パワーリフティング 競技スタート
<Going Up的 注目ポイント!>
日本水泳界のレジェンド・成田真由美(なりた・まゆみ)選手がリレー種目に登場。そして、パラリンピック競技の中で唯一、動物と競技を行う馬術にはGoing Upファミリー・高嶋活士(たかしま・かつじ)選手が出場します!
★8月27日(金)
・アーチェリー 上山友裕選手 出場(男子リカーブオープン・ランキングラウンド※)
※72射の合計点(1射10点満点で最大720点)で決勝トーナメント組み合わせが決定。
・陸上 高田千明選手 出場 走り幅跳び(視覚障がい)
・柔道 半谷(はんがい)静香選手 出場
・ボート 予選スタート 有安諒平選手 出場
・馬術(グレード1・3) 稲葉将選手 出場
・車いすバスケットボール(男子)韓国戦 (女子)カナダ戦
・車いすラグビー オーストラリア戦
・シッティングバレーボール、車いすテニス、ボート、柔道 競技スタート
<Going Up的 注目ポイント!>
上山友裕選手の戦いがスタート! 車いすラグビーは、世界ランキング1位・パラリンピック2連覇中のオーストラリアとの大一番に臨みます。Going Upファミリーも続々と登場します。陸上・走り幅跳びの高田千明(たかだ・ちあき)選手、柔道の半谷静香(はんがい・しずか)選手、馬術の稲葉将(いなば・しょう)選手、ボートの有安諒平(ありやす・りょうへい)選手。東京2020公式アプリでチェックしてみましょう!
★8月28日(土)
・トライアスロン 競技スタート
・車いすバスケットボール(男子)カナダ戦
・ゴールボール(男子)リトアニア戦 (女子)アメリカ戦
・車いすラグビー 〈準決勝〉
<Going Up的 注目ポイント!>
陸上では、2児の父となった山本篤(やまもと・あつし)選手、2019年世界選手権で金メダル獲得の中西麻耶(なかにし・まや)選手、高桑早生(たかくわ・さき)選手が走り幅跳びに出場。どんな跳躍を見せてくれるのでしょうか。トライアスロンには宇田秀生(うだ・ひでき)選手が出場。暑さ対策により早朝スタートです。柔道では女子57kg級の廣瀬順子選手が2大会連続のメダル獲得を狙います。車いすバスケットボール男子はカナダ戦。世界No.1プレーヤーと称されるパトリック・アンダーソン選手のプレーにも注目です。
★8月29日(日)
・車いすバスケットボール(男子)スペイン戦 (女子・予選最終戦)ドイツ戦
・5人制(ブラインド)サッカー:初戦・フランス戦
・ゴールボール(男子・予選最終戦)ブラジル戦 (女子・予選最終戦)エジプト戦
・車いすラグビー〈決勝〉
<Going Up的 注目ポイント!>
トライアスロンとマラソンの両方に出場するレジェンド・土田和歌子(つちだ・わかこ)選手。この日はトライアスロンに出場します。柔道では廣瀬悠(ひろせ・はるか)選手、正木健人(まさき・けんと)選手が畳に立ちます。そして、パラリンピック初出場の5人制(ブラインド)サッカー日本代表は初戦に臨みます。
Going Upは、すべてのパラアスリートを全力で応援します!!
8月21日(22日)の放送では前回に引き続き、フォトグラファーの越智貴雄(おち・たかお)さんにリモートでご出演いただきました。
目前に迫った、東京2020パラリンピック開幕。
今回は越智さんが注目する選手や競技についてお話し頂きました。
まずは、車いすラグビー。
現在、日本は世界ランキング3位、有力な金メダル候補です。
越智さんは「予選がポイント」だと話します。予選ラウンドで日本が対戦するのは、フランス、デンマーク、そしてパラリンピック3連覇を狙うオーストラリア。
中でも世界ランキング1位のオーストラリアには、世界No.1プレーヤーと呼ばれているライリー・バット選手がチームの中心となっています。フィジカルの強いライリー・バット選手に予選でどれだけ体力を使わせるかがポイントだと越智さんは見ています。
日本の強みは「団結力」「チーム力」。これまで積み上げてきたことを発揮して、目標の金メダル獲得をぜひ成し遂げてほしいですね!
続いては、マラソン・視覚障がいクラスに出場する道下美里選手。
オリンピックとは違い、パラリンピックのマラソンは東京でレースが行われます。
コロナ禍の中、昨年には2度も世界記録を更新した道下選手。
越智さんも「世界記録で金メダルを獲ってくれる!」と期待しています。
マラソンは大会最終日、9月5日(日)の朝に行われます。
海外選手ではドイツの義足ジャンパー、マルクス・レーム選手に注目です!
陸上・走り幅跳びの絶対的王者で、今年6月のヨーロッパ選手権でも自身の持つ世界記録を更新。
東京2020パラリンピックでもさらなる記録更新が期待されます。
マルクス・レーム選手の自己ベストは、なんと東京オリンピック・金メダリストの記録を上回っており、「オリンピックとパラリンピックの記録が逆転する可能性が大いにある」と鈴木亮平さんも高い関心を寄せています。
パラスポーツでは車いすや義足など、選手の体の一部となる「道具」を使う競技が多く、競技用の道具は日々進化しています。
例えば、“レーサー”と呼ばれる陸上用の車いす。もともとはアルミを使うことが多かったですが、素材もフルカーボンになったり、また、レース中に先頭を走ると空気抵抗を受けて体力を消耗しますが、「空気抵抗を後ろに逃がす」技術も向上しているといいます。
パラリンピックでは、いかにその道具を選手たちが操作しているのか、それぞれの工夫やスキルにも注目です。
フォトグラファーである越智さんは“東京2020パラリンピック”を象徴する1枚について、「どの1枚が自分の撮りたい1枚なのか、そして何を伝えたいのかを前回のリオ大会の翌日からずっと考えてきた」と話します。
撮影に臨む際、例えば走り幅跳びを撮る前には100個くらい撮りたいものがあり、それを始まるまでにどんどん絞っていく、という作業をひたすら繰り返しているのだそうです。
ただ、「無になった時、すっと頭が真っ白な状態で撮った写真が、僕の撮りたい写真だと思っています。パラリンピックには人が想像できない世界が必ずあるのでそこを狙っていきたい」と語ります。
越智さんが選ぶ、東京2020パラリンピックを象徴する1枚は、どんな写真になるのでしょうか。
今から楽しみですね!