12/20(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ！』今日の聴きどころ！①

豊田真由子さんは今どうしてる？
6：30～ニュースやじうま総研！ズバリ言わせて！：コメンテーター鈴木哲夫（ジャーナリスト）

敗北を受け取材に応じ、涙をみせる埼玉4区の無所属、豊田真由子氏＝2017年10月22日午後11時3分、埼玉県新座市　写真提供：産経新聞社

最も世間を騒がせた豊田真由子議員

10月に衆議院議員選挙が行われ、野党の分裂などが大きく注目されたが、選挙前を振り返れば問題を起こした様々な議員の存在があった。2017年を騒がせたこの“スキャンダル議員”たちについてジャーナリストの鈴木哲夫氏にお話伺う。

高嶋）今年は10月22日に選挙がありまして、いろいろ問題がある人がかなり落選しましたけど。

鈴木）当選した人もいましたよね。

高嶋）山尾志桜里さんとかいましたけど。今日はちょっと「スキャンダル　政界滅多切り」ということでいろいろとスキャンダラスな話題で盛り上がった人についてお聞きしたいと思います。まず豊田真由子さんから聞きたいのですが。

鈴木）強烈でしたねえ。例えば議員会館なんかに取材に行くと、今は滅多に無くなったけども昔は自民党のベテランの人の部屋に行くと仕切りがあるのですよね。入って手前に秘書さんがいるところがあって、その仕切りの向こう側に代議士がいるという。それで入って行くと中から「何やってんだー！」なんて秘書さんが怒られていて「あー怒ってる怖い怖い」なんてありましたけど、豊田さんの場合はちょっとそういう話ではなかったですね（笑）。

高嶋）彼女は落選してからどうするとか言っていましたか？

鈴木）まずひとつは例の秘書さんに暴行した疑いがある事件ですよね。これがまだ片付いていないというのももちろんあります。
実はたまたまですけど私が出演させてもらっているフジテレビの報道番組の記者さんが最近豊田さんを偶然捕まえて、「どうするんですか？」とか「その後どうですか？」とか「秘書さんに謝罪されたんですか？」とか訊いたけども一切答えないで、ご本人の出で立ちはマスクで顔を隠して帽子を被って目だけ見えるくらいの感じで、無言だったのだけど最後に答えたのは「もう自分は一般の人間ですから、お答えすることはできません」ということですね。

【衆院選2017】比例での復活当選も困難となり、報道陣の代表質問に答える自民党の金子恵美氏＝2017年10月23日未明、新潟県三条市　写真提供：産経新聞社

夫の不倫騒動で落選した金子恵美議員

高嶋）私は少しこの人は可哀想だなと思ったのは金子恵美議員で、旦那が女性問題でおかしなことをやって。この間テレビで観たら、けっこう平気で堂々と出ていますね。

鈴木）何だかひとつ突き抜けた感じはありますよね（笑）。

高嶋）女性は強いのだなと思いましたけどね。

鈴木）まあ彼女自身が子供を連れて公用車で来たという話も一時期出ましたけど、それはもちろん賛否のある話で。だけどやはり選挙でご主人のことを含めて影響したのは間違い無いでしょうね。

高嶋）彼女はどうするのか、それはまだ分かってないのですか？　捲土重来ですか？

鈴木）恐らくそうだと思いますね。

高嶋）次の選挙に出ると。今度夫婦で出るとかね（笑）。

鈴木）夫婦は流石にどうでしょうかねえ。でもそこなのですよ。
よく選挙で通過すれば“禊”と言うではないですか。禊って何かなと思っていて選挙で審判を受けたからもうそれでOKなのかNOなのか、僕はやはりOKなケースもあればNOのケースもあると思うのですよね。だからその辺を一緒くたに「禊禊」と言って全部選挙終われば「はいOK」というのは、やはりケースバイケースだと思うのですよね。

衆院本会議に臨む無所属の山尾志桜里氏＝2017年11月20日午後、国会　写真提供：産経新聞社

“スキャンダル議員”の中でも当選した山尾志桜里議員

高嶋）山尾志桜里議員はどうですか？　唯一当選したと言っても良いですよね？

鈴木）そうですね。やはり選挙力を含めて良い戦いをするだろうという予測はしていました。

高嶋）それで噂になった例の男性を地元の事務所の担当に起用していますよね。

鈴木）だから選挙ではよく勝ったと思うのですよね。でもその後のまさに弁護士との関係ですよね。そういう立場にしたというのは、やはりここで皆疑問符が付いた人が多いのではないですかね？　本人は仕事で取り返すということを言っているようですけど、本当にその辺は少し厳しい目が当分向けられるのかなという気はしますよね。

高嶋）結論から言うと、今年はなんだか問題議員が多かった気がしますね。

鈴木）もう豊作だったと思いますよ。

高嶋）スキャンダルの豊作ですか。

高嶋ひでたけのあさラジ！
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