【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第312回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、11月23日から公開となる『ジャスティス・リーグ』を掘り起こします。

ヒーロー新時代、今度は“チーム”で戦う！

“正義”の象徴だった、スーパーマン亡き後の世界。各地で犯罪が急増し、さらに宇宙からやって来たステッペンウルフが侵略の魔の手を伸ばそうとしていた。

バットマンは強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともにオンリーワンな特殊能力を持つ超人たちをスカウト。そうして集まったのが、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、一筋縄ではいかない個性的なメンバー。こうしてスーパーマンとワンダーウーマンが加わった“ジャスティス・リーグ”を結成、地球崩壊の危機に立ち向かっていくが…。

DCコミックのスーパーヒーローたちがついにドリームチームを結成！『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワット』、そして『ワンダーウーマン』でその存在が徐々に浮き彫りとなってきた最強ヒーロー軍団が、映画『ジャスティス・リーグ』でついにベールを脱ぎます。

メガホンを取ったのは、これまでDCエクステンデッド・ユニバース作品を牽引してきたザック・スナイダー監督。そして脚本を務めたのは、なんとマーベル・シネマティック・ユニバース作品である『アベンジャーズ』を手がけたジョス・ウェド監督。ヒーローたちの夢のコラボ作品であると同時に、DCEUとMCUが奇跡のコラボを果たした衝撃作でもあるのです。

チームのメンバーは、リーダーとして仲間をまとめ上げるバットマン、美女戦士ワンダーウーマン、超高速移動パワーを持つフラッシュ、海の王者アクアマン、世界中のあらゆるデータにリンクできるサイボーグ。

彼らはそれぞれオンリーワンな特殊能力を持つ超人であれど、人間社会からその存在をひた隠し、孤独に生きてきた一匹狼たち。個性派集団でもある彼らが、いかにして“チーム”として戦っていくかが本作のいちばんの見どころです。

ちなみに、本作でも大活躍するアクアマンの単独作品は2018年12月に全米公開の予定。また前作のヒットを受けて、ワンダーウーマンの続編となる『ワンダーウーマン2』の公開が当初の予定より早まったという嬉しいニュースも飛び込んできました。

今後のDCEU作品の躍進に本作が拍車をかけること、間違いなしですね。

ジャスティス・リーグ
2017年11月23日から全国ロードショー
監督：ザック・スナイダー
出演：ベン・アフレック、エズラ・ミラー、ガル・ガドット、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャー　ほか
©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト　http://wwws.warnerbros.co.jp/justiceleaguejp/