さんきゅう倉田が語るとんでもない国税局の裏側

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【高田文夫のラジオビバリー昼ズ】
FM93AM1242ニッポン放送のお昼の番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ

さんきゅう倉田が語るとんでもない国税局の裏側

元国税局職員という特殊な肩書きを持つ芸人・さんきゅう倉田がとんでもない国税局の裏側を語った。

倉田の上司から聞いた「え、こんなところに!?」と思うような隠し場所をひとつ披露。ある社長の家に行き、ガサ入れを半日しても何も出てこず、半ばあきらめているところに2階から降りてきた社長。その社長の頭部を見ると若干膨らんでいた。「すいません。一応確認させてもらっていいですか?」と頭を触ると、それはカツラで、中から200万円出てきた!そんなすごい話をさらっと披露した倉田から飛び出した「国税局の上司の名言」ベスト3はこちら。

【第3位「泣いても気にしちゃいけないものが三つある、『赤ちゃん』『全米』『納税者』だ!」】
「全米が泣いた」とよく聞くが、全米や赤ちゃんと同じように納税者もよく泣く。泣き落としに流されるなという事だそう。倉田にもこの言葉を思い知る出来事があった。あるおじいさんが経営する会社を税務調査した時のこと。調査の結果不正が発覚、200万円の支払いを告げた。しかし「200万円なんて無理ですよ~死ぬしかないです~」と泣き崩れるおじいさん。可哀想になった倉田は上司に相談。すると上司は一言、「倉田覚えとけ、納税者は嘘つく生き物だ」。しかし、おじいさんはとても支払える状況ではなさそう…上司と相談し、追徴課税を半額の100万円に下げて徴収することに。そしてその報告のためおじいさんのご自宅を訪ねてビックリ!黒いライダースジャケットに赤いブーツでハーレーを乗り回す、おじいさんの姿がそこに!即差し押さえした。

【第2位は「絞れ、絞れ、納税者だと思って絞れ」】
とても怖~い言葉のように聞こえるが、舞台は居酒屋。注文したレモンサワーのレモンが上手く絞れない倉田に、上司が言った一言。

【第1位「パンチはよけろ、バットもよけろ、日本刀は逃げろ」】
心構えとしては、バットで殴られても、勝手に逃げちゃいけないそう。倉田は危険な目に逢ったこともある。「70歳くらいのおじいさんが」またおじいさん……調査の結果、300万円の支払いを命じた倉田。すると後日、そのおじいさんが、倉田の職場を訪ねてきたそうで、「お前が来るのを見てたんだよ」「包丁で刺してやろうかと思ってよ」……屈しないように平静を装った倉田だが、あれほど恐怖にふるえた帰り道は無かったそう。

倍率は13倍という狭き門をくぐりぬけ、国税専門官試験に合格。約2年務めた後、芸人になるという夢が忘れられず吉本NSCに入学し、お笑いの世界へ。芸人生活はすでに7年。両親には芸人をやっていることをいまだに伝えていない。そんなさんきゅう倉田は初の著書、「元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話」を12月14日に発売。こんなに修羅場を経験した元国税局芸人の言葉をもっと読みたくなったはず。

ラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00

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高田文夫のラジオビバリー昼ズ

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高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!

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