中国は爆買いからクルーズ船へ~2020年には世界市場で2位に【高嶋ひでたけのあさラジ!】

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8/15(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①

毎年7割増しで増える利用客
6:31~ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!

中国でクルーズ船愛好家が爆発的に増えている!

いま、中国ではクルーズ船の人気が非常に高まり、これからも利用客が大幅に増え続けると言われています。さまざまなイベントも企画されており、中国産の大型クルーズ船の建造も考えられているとのことです。

高嶋)クルーズの話です。私はこの間横浜港に行って、あるクルーズ船を見学しましたが、客が増えているとか。

森田解説委員)いま、中国のクルーズ船の人気が高まっています。現在、世界のクルーズ市場は1位が北米、2位がヨーロッパ、3位がアジア太平洋、4位が中国ということなのですが、年間の利用者が、中国では何と70%も増えております。2020年にはアメリカに次ぐ世界2位の規模になると予想されています。

高嶋)毎年7割増しでお客様が増えているのですか……

森田)そうです。世界では年間で4.4%のペースで増えているのに対して、中国だけで7割も増えている。大型の4,900人が乗れるようなクルーズ船も人気だそうです。
こういった船は、いまはアメリカのクルーズ船などが運行しているのですが、甲板にパンダの親子の巨大なオブジェがあったり、朝食にはお粥(中国では主食)が出たり、昼や夕食には魚介類が出たり、中国の本場の味に拘っているような料理を出しているそうです。

高嶋)中国人のクルーズ船愛好家が爆発的に増えているので、アメリカなどがやっている豪華クルーズ船も、中国人客だけ特化して乗せるような。そういうのがあるのですか?

森田)そうですね。中には、「ミス中国を決める美人コンテスト」の最終選考会をクルーズ船で開催するという企画もあります。

高嶋)面白いですね。

森田)中国人がこれだけ人気になった理由としては、「船の中の食事がクルーズ旅行中はフリーである」、「3世帯の大家族でも行くことができて、のんびり過ごすことが出来る」、そして何より「飛行機と違い、買い物による持ち込みが無制限なので、寄稿先でたくさん買って、船に積める」、こういったところが人気のようです。

これからも利用客は増え続ける見込みである

高嶋)このごろよく聞くのが、「最近中国人の観光客の人がうるさくない」と言うのです。つまり、「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、お金さえ貯まれば、人間はけっこう穏やかになりますね。

森田)マナーもきちんとしてきました。
中国は今後、国産の大型クルーズ船の建造も考えているということで、2023年頃には、4,000人規模の船を竣工できるのではないかと言われています。

高嶋)空母などを造ることを考えれば、こういう4,000人乗れる超大型のクルーズ船とかでどんどんお金を使ってくれる方が、ありがたいですね。

森田)そうですね。いま400万人くらい中国人はこのクルーズ船を利用しているですが、将来的には何千万人も増えるのでは、という市場規模になりそうなのです。

高嶋)まだ人数的に言うと、400万人くらい……じゃあ、まだこれからですね。

森田)はい。まだまだ高まりそうなクルーズ熱、ということですね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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