超大物助っ人は『キャプテン翼』の大ファン!J1ヴィッセル・神戸 ルーカス・ポドルスキ(32歳)【スポーツ人間模様】

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ルーカス・ポドルスキ

【サッカーJ1神戸ルーカス・ポドルスキ入団会見】ポーズを取るルーカス・ポドルスキ=2017年7月6日 神戸市中央区 写真提供:産経新聞社

年俸6億円、出来高3億円。前チーム、トルコの強豪、ガラタサライへ3億円の移籍金を支払ってまで獲得にこぎつけた、超大物助っ人のポドルスキが昨日6日、来日しました。降り立った神戸空港では、60メートルのレッドカーペットを敷き、さながら国賓のよう。出迎えた総勢800人のファンと、さっそく交流会を行いました。

契約は2年半。かかった費用が27~30億円ともいわれ、昨年オフ、巨人が行った大型補強の総額を、1人に充てたことになります。それでも、評判通りの活躍をしてくれれば、かなり安い。2016年の欧州選手権を最後にドイツ代表から引退しましたが、13年間で130試合に出場。49ゴールをあげたビッグネームです。親会社の楽天は今年、創立20周年。神戸のオーナーでもある、三木谷浩史会長には、プロ野球とJリーグで日本一を獲りたいという壮大な構想があるそうです。

では、なぜ、ポドルスキだったのでしょう。昨年11月、楽天はスペインの名門、あのメッシが在籍するFCバルセロナとグローバルメインパートナー契約を締結。来季から、ユニホームの胸にRAKUTENのロゴマークが入ります。その金額が4年間で、257億円でした。バルセロナで守備の要といえば、ジェラール・ピケですが、ピケの代理人と三木谷氏にホットラインがあり、スポンサー契約も隠密裏に成功。その彼がポドルスキの代理人もつとめていることから、交渉もスムーズに運んだと言われています。

とはいえ、最終的に決定するのは、ポドルスキ本人でしたが、日本にひかれたのには意外な理由がありました。ヨーロッパで活躍する30代の選手は大半が、日本のアニメと漫画の『キャプテン翼』を観て、サッカーへ情熱を傾けた世代です。ポドルスキは、主人公の大空翼ではなく、ライバルの日向(ひゅうが)小次郎の大ファンで、

「日本に来たから、日向へ電話をしないといけない」

とうれしそうに語っていました。さっそく、今日7日からチームへ合流しますが、選手登録できるのは最速で、21日以降です。ということで、デビューは29日の大宮戦が有力。ドイツから家族も同行しており、本気で取り組むのは間違いないでしょう。

とは言うものの、サッカーはチーム力で勝負するもの。他の選手がフォワードのポドルスキを生かせるかが焦点です。チームを率いるのは名将のネルシーニョ監督ですが、頑固一徹。自身の構想に合わなければ、特別扱いなど絶対にしない人です。神戸は現在11位。しばらく、様子を見ることにしましょう。

7月7日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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